実店舗不要で独立起業できる仕事 | 定年起業のためのウェブコンサルティング

実店舗不要で独立起業できる仕事

起業

独立起業するにあたり、初期投資はリスクになります。特に、借金をしての初期投資は、破産の原因ともなりますので注意が必要です。

実店舗を持たなければできない仕事は、初期投資が不可欠です。店を借りて、内装工事をするだけでも、すぐに数百万円かかってしまいます。

そこで実店舗不要で独立起業できる仕事についてまとめてみました。どこかの企業の下請けとして働く仕事は除いています。

ライター系

自分で書いた文章で稼ぐ仕事です。

アフィリエイト

自分のブログ等に広告を掲載するアフィリエイトやGoogle AdSenseがあります。

アフィリエイトとは、あなたがブログ等に掲載した広告主の商品が売れた場合に、広告収入を受け取れる仕組みです。

Google AdSenseは、広告がクリックされると報酬を受け取れます。

お小遣い程度であれば、すぐに稼げます。

戦略的に専業でやっている人の中には、月数百万稼いでいる人もいるようです。

しかし、アフィリエイト収入を得るために、自分が使ってもいない商品をさも使ったかのように宣伝する人がいます。そうすると、その宣伝は販売元の広告を引き写したものとなり、その人の感想などは信用できないものになります。

中には詐欺まがいの商品を宣伝する人もいます。芸能人がペニーオークションを宣伝し、詐欺の片棒をかついだ事件が記憶に残っています。

ペニーオークションとは、毎回の入札ごとに手数料がかかるオークションです。開始価格も手数料も低額で、安く落札できそうな錯覚を起こします。しかし、競い合って何回も入札すると手数料が高額になります。落札できなくても手数料は返ってきません。

実際には落札できない仕組みになっていました。それにもかかわらず、落札してもいない品物を安く落札しましたとお金をもらって宣伝した芸能人がいました。

芸能人の言葉を信じてだまされた人も多かったはずです。

有料メルマガ

メルマガを発行して、購読料を受け取る仕組みです。「まぐまぐ」などがあります。

購読者をどれだけ集められるかが課題です。お金を払って読む価値がないと判断されればすぐに解除されます。

予定通り配信できないと、ネットで話題になることもあります。そのときのダメージは、かなり大きなものです。

Kindle出版

AmazonのKindleで出版します。

私もやりました。

初期のころは使えるツールも特殊で、エラーが多く苦労しました。最近はMicrosoft Wordで作成すれば、簡単にKindle出版できるようになりました。

しかし、著名人でも、電子書籍の売り上げは紙の本の10分の1ぐらいです。

無名の人のKindle出版はニッチな市場をねらうしかないと思います。

情報商材

PDFなどの資料を販売するものです。

しかし、内容について何の保証もありません。詐欺まがいのものも多いと聞いています。

他人をだますような資料の販売はおすすめしません。

プログラム系

プログラムを開発し、ライセンスを販売したり、無料で配布して広告収入を得たりする仕事です。

スマホアプリ

初期のころは、有料でもダウンロードされたアプリがありました。

現在では、無料でもなかなかダウンロードされません。アプリの存在を知ってもらうだけでも宣伝が必要です。

大手企業はテレビ広告を打って、ゲームを無料でダウンロードさせています。ゲーム内でアイテムを購入させることで、収益を得る仕組みです。

無料版と有料版で機能に差をつけているアプリもあります。すべての機能を使うためには、有料になるという仕組みです。

無料でダウンロードさせ、広告収入を目的としたアプリもあります。

パソコンソフト

昔は個人でパソコンのソフトを販売していた人もいました。しかし、現在は無料で高機能のソフトが簡単に手に入ります。

無名の個人が販売するプログラムは、不正な動作をしないか疑われます。

無名の個人がプログラムを直接販売する道は、閉ざされたと言っていいと思います。

物販系

ものを売る仕事でも、実店舗なしでもできます。

ECサイト

ウェブサイトでものを売る仕事です。さまざまなものが売られています。

しかし、Amazonという巨大企業が存在しているため、Amazonよりも何かしら優れた点がなければ、売れなくなっています。

自分で制作するもの、Amazonではできないサービスを伴うものなどがねらい目です。

売る物によっては、在庫のためのスペースが必要になります。

ドロップシッピング

ドロップシッピングとは、商品等をウェブサイトで売る場合に、商品の発送を製造元や卸元が直接行う取引方法です。

在庫を持たずに商品を売る仕組みです。売れてから仕入れる形になるため、リスクも小さくなります。

しかし、ウェブサイトで売るためにはマーケティング活動が必要です。そのためには、費用や手間がかかります。

検索でウェブサイトに来てもらうには、ウェブサイトの記事を充実させなければなりません。

リスティング広告やFacebook広告で集客するとお金がかかります。

また、送料もかかります。

Amazonに太刀打ちできる商売ができるとは思えません。

せどり

せどりとは、掘り出し物を第三者に販売して利ザヤを稼ぐ商売です。

Keepa(キーパ)で価格を調べ、「フルフィルメント by Amazon」を利用して売ると便利なようです。

小資本で始められ、リスクも限られます。ただし、在庫を置くスペースは必要です。

掘り出し物を探す手間と時間が利ザヤに見合うものかどうかと、モチベーションが課題だと思います。

先生系

人にものを教える仕事です。相手先、貸会議室、カフェなどで実施することで、実店舗なしでできます。また、Zoomなどのオンラインツールを使うこともできます。

対象や内容により、さまざまなものがあります。

講師を呼び、セミナー、勉強会、交流会などの主催者となって稼ぐ方法もあります。

動画系

動画を作成し、DVDで販売する方法と、YouTube広告で収益化する方法があります。

投資系

金融資産に投資して稼ぐ方法です。

資本が必要です。

ノーロードのインデックス投信をドルコスト平均法で購入し、長期投資することが一番といいます。

ノーロード:販売手数料のかからないこと
インデックス投信:市場平均と同じような動きをする運用を目指すファンド
ドルコスト平均法:定期的に一定金額ずつ購入することにより、取得価額を分散させる投資法

私は、国内・国外、株式・債券・リート(不動産投資信託)に分散させて、これをやっています。

利回りは大したことがありませんが、リスクは小さく、手間がかかりません。

おわりに

実店舗不要で独立起業できる仕事についてまとめました。

ネットのおかげで、ECサイトで実店舗なしでものを売れるようになりました。

しかし、Amazonに負けないようにしなければ売れません。自分で作ったものを売るか、Amazonではできないサービスを付けることです。

売るものが物理的なものであれば、在庫のためのスペースが必要になることに注意が必要です。

また、文章や動画は、それを売ることと、それで集客し広告収入を得ることの二通りの稼ぎ方があります。

先生としてものを教えることも、知識やスキル、ノウハウを売っていることになります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローはこちらからお願いします。