50歳からの起業、今昔|『50歳からの個人起業でもう一花咲かせたいときに読む本』by 白川博司

50歳からの個人起業でもう一花咲かせたいときに読む本

50歳からの個人起業でもう一花咲かせたいときに読む本』を読みました。著者は、50歳で起業し、年収がピークで1億円、69歳の今でも5,000万円を超えているそうです。

しかし、約20年前に起業していますので、その方法を現在にそのまま当てはめることはできません。20年前というと、インターネットの商用サービスが始まったばかりです。

図書館で情報収集

20年前は、図書館が情報収集の場でした。図書館には、新刊も昔の本もあります。新聞もあれば、雑誌もあります。しかも無料で使えます。

現在では、やはりインターネットでの情報収集が中心になります。

しかし、インターネットからは収集できない情報で、図書館で収集できる情報があります。

雑誌のバックナンバーと絶版で書店では手に入らなくなった本です。

業界紙のバックナンバーを数年分読むことが、その業界を知るために一番の方法であることは珍しくありません。

新聞を3回読む

図書館では、新聞を3回読み、気になる記事を2カ所以上見つけ、コピーしてスクラップすることを日課にしていたそうです。

これは、おすすめできません。20年前だとしても、かなり特殊です。

まず、新聞を3回読むことがムダです。新聞には自分に関係のない記事もたくさんあります。この人の新聞の読み方がわかりませんが、隅から隅までていねいに読んでいたら、何時間もかかります。

そんな時間をかけるぐらいなら、他のものを読んで情報入手したほうがましです。

現在は、インターネットがあるから新聞は読まないという人も増えています。しかし、新聞は世の中の出来事を短時間で把握するのに便利です。インターネットでは、新聞ほど早くニュースを読むことはできません。

新聞のニュースはバイアスがかかっているという人もいますが、バイアスのかかっていないニュースなどありません。むしろ新聞は、どのようなバイアスがかかっているかを予めわかった状態で読むことができます。

ネットのニュースでは、情報源を確認しない限り、デマかどうかの判断さえできません。

気になる人には電話をかけて会いに行く

書籍などで気になる人がいたら、住所を調べ、電話をかけて、会いに行ったそうです。

これも20年前だから許されたことです。

現在では、本の著者の多くは、住所や電話番号を不特定多数の人に公開していないと思います。

しかし現在では、別の方法があります。ほとんどの著者はFacebookかTwitterをやっています。気になる著者がいたらFacebookでもTwitterでもフォローします。そうするとその人の投稿が見つけやすくなります。

適切なコメントを書けば、覚えてもらえることもあります。そのためにもアイコンは顔写真でなければいけません。

著者が、講演会やセミナーなどを開催すれば出かけて行き名刺交換をします。するとたいていの人は、Facebookで友達になってくれます。Facebookで交流すると、1年ぶりぐらいに会っても覚えてくれていたりします。

1カ月に新規で100人の人と名刺交換する

月に100人名刺交換をして、知り合いを増やすという目標を立てたそうです。

これもおすすめできません。名刺交換の数だけを増やしても無意味です。

名刺交換は、自分が交流したい人とする必要があります。相手かまわず名刺交換しても何にもなりません。

これはFacebookの「友達」も同じです。Faceobookで誰彼かまわず形式的な挨拶だけをする人と「友達」になっても意味がありません。中には架空の人もいます。Facebookの「友達」は5000人までという制限があります。なおさら大事に使いたいものです。

おわりに

上記以外の点では、アウトプットを勧めるなど、まっとうな本でした。

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