Facebookなりすましに注意 | 定年起業のためのウェブコンサルティング

Facebookなりすましに注意

ヒナキキョウソウ

 Facebookでなりすましのアカウントがあるといいます。考えて見ると、顔写真を本人のサイトから借用し、プロフィールを本人のものから流用したら、同姓同名のなりすましアカウントはすぐに作れます。

 なりすましアカウントから本人の「友達」に友達リクエストを送ったらどうなるでしょうか。多くの人は、既に「友達」の人から友達リクエストが来ておかしいと思い、アカウントを作った直後であれば、タイムラインを見てなりすましだと見破るでしょう。

 しかし、中には無条件で承認する人もいます。なりすましアカウントからの友達リクエストを承認した人は、本物となりすましの両方と「友達」になります。ここで、本物の人があまり投稿せず、なりすましが頻繁に投稿すると、なりすましが主導権をとることになります。

 また、なりすましが、「友達」を募集している人に友達リクエストを送り、どんどん「友達」を増やすということも考えられます。ある程度、投稿が行われ、「友達」が増えてしまうと、第三者からは、本物となりすましを区別する方法がなくなります。

 Facebookには不適切な利用を見つけたら報告する機能があります。自分のなりすましがいないか定期的にチェックする必要があります。もし見つけたならば、すぐに報告しなければなりません。

 なりすましアカウントのページから、カバー画像の右下にある歯車マークをクリックします。

報告・ブロックする

 メニューの中から、「報告・ブロックする…」をクリックします。

このユーザーを報告またはブロック

 なりすましアカウントがあるとはじめて聞いた時、なんのためになりすますのか疑問に思いました。しかし、ある恐ろしいことに気づきました。

なりすましアカウントから、本物の方が不適切な利用だとFacebookに報告されてしまう危険性です。

 そうするとアカウントが削除される可能性もあります。本物かどうかの判断は、投稿の数や内容と友達の数などから判断されるでしょうから、なりすましアカウントはできるだけ早く見つけて報告しなければなりません。

 また、不適切な利用だという報告が、複数の友達から行われたらどうなるでしょうか。Facebookは、信頼度の高い情報だと判断してしまうかもしれません。

 そこで気になるのが、なりすましではなくても架空のアカウントです。これまで私に友達リクエストを送ってきた人のなかには、架空アカウントではないかと思えるものがいくつもありました。

 作ったばかりのアカウントで、若い女性の写真を使い、プロフィールは簡単にしか書いていません。タイムラインに投稿はひとつもありません。友達は数人いることもあります。

 有料サイトへ誘うための架空アカウントだと思っていましたが、もし、複数の架空アカウントと友達になってしまい、その架空アカウントが同じ人が作ったものだとしたらどうでしょうか。

 複数の架空アカウントの友達から、同時に不適切な利用の報告をあげることができます。Facebookから見れば、同時に複数の「友達」から不適切な利用の報告が上がった要注意人物になります。アカウントが停止されても不思議ではありません。

 自分のなりすましアカウントをチェックするだけでなく、架空アカウントと「友達」にならないことにも十分な注意が必要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローはこちらからお願いします。