Facebookで架空アカウントと友達になってしまったときのための対策 | 定年起業のためのウェブコンサルティング

Facebookで架空アカウントと友達になってしまったときのための対策

 最近の架空アカウントと思われる友達リクエストは、若い女性の写真を使ったものが増えてきました。アカウントを作成したばかりで、タイムラインへの投稿かFacebookページの「いいね!」がひとつかふたつの状態ですので、すぐに怪しいとわかります。しかし、投稿が増え、共通の友達がいたりすると本物のアカウントかどうか見分けが難しくなります。

 そこで、仮に悪意のある人と友達となってしまっても、被害を被らないFacebookの設定について考えました。

1.基本データ

 基本データの設定は、誰に知られてもかまわない情報だけを登録します。友達限定であれば大丈夫という意識は捨てなければなりません。

 住所や最寄り駅は登録しません。アカウント作成時に使ったメールアドレスの公開範囲は「自分のみ」にします。ユニークURLをとるときに使った電話番号の公開範囲も「自分のみ」にします。

2.ログイン通知

ログイン通知

 「歯車マーク」→「セキュリティ」のところにある「ログイン通知」は、通知を受け取るように設定します。これにより、不正なログインがあればわかります。メールアドレスを乗っ取られたことも考え、複数のメールアドレスを登録し、通知も複数種類にしておいた方が安全です。

3.ログイン承認

ログイン承認

 「歯車マーク」→「セキュリティ」のところにある「ログイン承認」は、「使用したことのないブラウザからアカウントにアクセスする際にセキュリティコードを求める」にチェックをします。これにより、自分が使用する機器以外からのログインができなくなります。

 セキュリティコードは、携帯電話に送られるか、コードジェネレータで生成したものを使います。

4.信頼できる連絡先

信頼できる連絡先

 「歯車マーク」→「セキュリティ」のところにある「信頼できる連絡先」を登録します。万が一アカウントに問題が発生した時に協力を求めることができる人を3人以上5人まで登録できます。Facebook以外に連絡手段がある人でなければ意味がありません。

まとめ

 知らない人とは友達にならないから大丈夫だと考えている人は、考えを改めなければなりません。学生時代の友人の名を語って友達リクエストが来るかもしれません。タイムラインで親しくしている人の友達の名を語られた場合、実際に知っている人の可能性が高まります。

 友達リクエストは本人の目の前で承認しない限り、同姓同名の他人と間違える可能性は常にあります。仮に悪意を持った人と友達になってしまっても、メールアドレスとパスワードを知られない限り、Facebookの乗っ取りは困難です。

 それでも乗っ取られたときのために、「ログイン通知」と「ログイン承認」を有効にしておけば、すぐに気づきます。Facebookのセキュリティ対策も常に進化しています。最新の情報を入手して、常に最悪の事態に備えておくことが大切です。

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