起業のための5つのコツ|『主婦が1日30分で月10万円をGetする方法』より | 定年起業のためのウェブコンサルティング

起業のための5つのコツ|『主婦が1日30分で月10万円をGetする方法』より

主婦が1日30分で月10万円をGetする方法

山口朋子さんの『主婦が1日30分で月10万円をGetする方法 ―かんたん たのしく つづけられ むりなく リスクなし』は、タイトルこそ主婦を対象にしていますが、内容は起業にあたっての基本的な考え方です。

起業を考えている人には参考になると思いますので、そのエッセンスを5つ紹介します。

1.小さく産んで大きく育てる

起業は、はじめなかなかうまくいきません。失敗しても何度でも繰り返すことが必要です。そのためには、初期投資の大きなビジネスは起業に向きません。初期投資が大きくては、何度も繰り返すことができません。

起業は、小さく産んで大きく育てるものです。いきなり大きく育てようとしてもうまくいきません。自分の周辺から少しずつ広げていかなければなりません。

2.好きで得意なこと

起業は好きで得意なことで始めます。好きで得意なことであれば、長時間やっていても苦になりません。

起業のタネを探すには、自分の棚卸をしてみることです。子供の時から自分が好きで得意だったこと、楽しかった体験や学んだ知識を思い出しながら書き出してください。

3.ニーズ調査

ビジネスは相手が望むものを提供して対価を得るものです。他の人がどのようなことに興味を持ち、何を望んでいるかを調べることが大切です。

起業のタネとなるのは、自分の好きで得意なことと、他人が望んでいることの重なるところです。

自分の想いだけでは、ビジネスは成り立ちません。

自分の棚卸結果を他人に見せて意見を聞くことは、新たな気づきをもたらします。自分では当たり前だと思ってきたことが、他人にとっては当たり前でないことはよくあることです。

4.ターゲット設定

理想のお客様を明確にします。それが、ターゲット設定です。

ターゲットは、可能な限り細かくイメージします。年齢、性別、家族構成、職業、住所、資産、学歴、趣味など、理想のお客様をできるだけ細かくイメージしてください。

5.肩書とプロフィール

理想のお客様に対して、自分の肩書を決めます。情報を得るときでも、ものを買うときでも、相手がどのような人なのかは、誰もが気になります。

肩書と一緒にプロフィールを作成します。プロフィールには、相手が必要としている価値をあなたが提供できるという裏付けを書きます。

あなたの実績、経歴のほかに、あなたの想いや人柄も伝えます。なぜ、あなたがその仕事をしているかを伝えるストーリーは、プロフィールを生き生きとしたものにします。

まとめ

起業は、小さな規模で始めます。自分の好きで得意なことと、他人の望むことの重なるところが起業する分野です。ターゲットとするお客様を明確にして、その人に対し自分が価値を提供できるという裏付けをはっきりさせます。

本書には起業にあたってのブログの書き方も書かれています。起業を考えている人はぜひ読んでください。

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