東証システム障害は初歩的ミス?

 2月2日に発生した東証のシステム障害について、経団連会長が「初歩的ミスを犯した」と発言したと報道されています。

 報道によると、サーバが1台故障し予備機に切り替わらなかったことが原因で、予備機に切り替わらなかった原因についてはまだ報道されていません。

 この段階でなぜ「初歩的ミス」と言えるのかわかりません。おそらく、経団連会長は、ITに疎く、コンピュータシステムの障害については、何もわからないまま苦言を呈したのだと推測します。しかし、コンピュータシステムがここまで経済活動に重要な役割を果たす世の中で、経団連会長がこの程度のITリテラシーでよいのか、疑問は残ります。

 故障しない機械は存在せず、バグのないプログラムを開発する方法も見つかっていません。人間は間違いを犯すことがあります。この現実のなかで、コンピュータシステムの信頼性を高めるために冗長化等のさまざまな工夫がされているわけですが、システム障害はなくなりません。

 私は、システム障害が発生しても何とかなるという方向で対応することが、真のITリスク管理だと考えます。この点については、次の本が参考になります。

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