定年起業を成功させる5つの原則

定年起業を成功させる5つの原則

起業

定年を迎え、自由を手に入れたと考える方も多いかと思います。
これからはのんびりと好きなことをして過ごせると喜んでいるかもしれません。

しかし、数ヶ月もすれば、会社員時代を懐かしく思うことでしょう。
会社生活もそれなりに良かったと。

仕事を探し始めると、厳しい現実にぶつかります。
満足のいく仕事に巡り合える人はごく限られた人です。
プライドが邪魔して、どんな仕事でもいいというわけにはいきません。

家でテレビを見ながら酒浸りの生活では、あっという間に身体を壊します。
家族からは「産業廃棄物」と呼ばれたりもします。

最も厳しいのは、自分がもう社会から必要とされていない絶望感です。
この気持ちは、なかなか他の世代の人には理解してもらえません。

これらのすべてを解決する方法が、自ら起業することです。

しかし、起業というと若者や一部の人だけのものと思われるかもしれません。
大きな利益をねらい、大きな投資をすることだけが起業ではありません。
人に雇われることなく、自らの裁量で事業を進めれば起業です。

「定年後の起業だけはやってはいけない」と言う人もいますが、
この「起業」とは大きな投資を伴うことだけを指し、
個人が小さく始める事業は含まれていないことがあります。

詳しくは、次の記事をご覧ください。

「定年後の起業だけはやってはいけない」という意見を見かけることがあります。 しかし、よくよく読んでみると「起業をやってはいけな...

定年起業を成功させる5原則

定年起業は、若者の起業とは異なります。

大きな利益をねらわない

定年後に起業する人は、それまでの蓄えに加え、退職金や年金が入る人がほとんどです。
それほど、お金に困っているわけではありません。

売上と経費がトントンで、利益ゼロでもなんとかやっていけます。
仮に事業収益が赤字でも、年金収入や配当収入など他の収入で源泉徴収されている場合は、
税金が戻ってきます。

若い人が独立開業したときは、会社勤めよりも多く稼がなければなりません。
なぜならば、会社勤めでは社会保険料等を会社が一部負担しているからです。
社会保険料等の分を多く稼いで同等となります。

定年起業では融資も不要だと思います。
融資は、自己資本にレバレッジを効かせて、大きな利益をねらうものです。
若い人の起業では、融資を受けて、事業の拡大をねらいます。
融資を返済することで、金融機関から信用が得られます。

しかし、どんなに低金利だとしても融資は借金です。
返済期限までに返さなければなりません。

定年起業ではリスクはできるだけ小さくすべきです。

大きな利益をねらわなければ、リスクが小さくなり、長く事業を継続できます。
長く事業を継続していると、チャンスに巡り合える機会も増えるというものです。

健康に留意する

定年後であれば健康に注意しなければなりません。
健康に必要なことはすでにわかっています。

  • 充分な睡眠
  • 適度な運動
  • バランスの取れた食事

会社員時代は、これらを犠牲にして働いてきた人も多いと思います。
しかし、自ら起業すれば、すべてを自分でコントロールできます。
やりたくない仕事やクレーマーのような客は断ることができます。

若い起業家には、睡眠時間を削って頑張る人も多くいます。
将来の健康に間違いなく悪い影響がありますが、目の前の事業に夢中です。

定年後であるならば、健康を第一に考えることです。

好きで、得意で、意義を感じることをやる

定年後に起業するならば、好きなことをやりたいものです。
好きなことでなければ、長続きしません。

得意なことの方が、ライバルに勝てる可能性が高まります。

意義を感じることでなければ、やる意味がありません。

目の前の儲け話に安易に飛びつくことなく、
自分が本当にやりたいことで起業したいものです。

経験を活かせること

長い間やってきたことは、間違いなくあなたの強みとなっています。
長い会社勤めで培ったスキルやノウハウは、若い人にはないものです。
それが、しばしば起業のネタになります。

自分が長い間やってきたことは、自分にとっては当たり前すぎて、
なかなか自分の強みと分からないことがあります。

そんなときは、自分の棚卸をして、他人の意見を聞いてみることが有効です。

マーケティングの原則には従う

すでに多くのマーケティング理論や手法が知られています。
これらを学ばない手はありません。

すべてを自分で試行錯誤していては、時間の無駄です。

先人の築いた理論や手法の上に進歩があることは、どんな分野でも同じです。

おわりに

「大きな利益をねらわない」と「健康に留意する」は、
通常の起業のイメージと異なります。

そのため、
「コンサルタントでもやってみるか」
と、いい加減な気持ちで起業する人がいるかもしれません。

それでは、うまくいくことはないと考えてください。
若くして起業する人は必死です。
そんな人に、いい加減な気持ちで勝てるはずがありません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローはこちらからお願いします。