スマホ等を使っていて、3日間でデータ通信量が1GBを超えた場合、通信制限が始まります。
ドコモ、au、ソフトバンクでそれぞれ制限があります。ドコモとauは、混雑している基地局で接続の優先度を下げられます。
ソフトバンクでは、3日間のデータ通信量が1GBを超えると、通信速度を128kbpsに制限されます。1日で1GBを超えてしまうと、そこから3日間、通信速度を制限されます。
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最近、この制限に引っかかってしまった人の話をよく耳にします。通信速度が遅くなり、スマホが使い物にならないようです。1ヶ月で7GBの制限もありますが、追加料金を払えば解除できます。ソフトバンクの3日間1GBの制限は、解除する方法がないため、より厳しい処置です。
普通、よほど動画を見たりしない限り、3日間で1GBにはなりません。
ところが、最近のiPhoneでは、簡単に1GBに到達してしまうことがあります。
3日間で1GBを超えてしまう場合
「設定」→「iTunes & App Store」で「iTunes Match」「自動ダウンロード」「モバイルデータ通信」の項目をチェックします。
「自動ダウンロード」の対象となるものとして、「ミュージック」「App」「ブック」「アップデート」があります。オンになっていると、ほかのデバイスで購入したものが自動的にダウンロードされます。
「モバイルデータ通信」がオンになっていると、「自動ダウンロード」でオンになっているものと「iTunes Match」でモバイルデータ通信が使われることになります。
今回、iOS8がリリースされ、iPhone 6 / 6 Plusが発売されました。そのため、アプリのアップデートも頻繁に行われています。
アプリのアップデートでは、大きなものでは500MBを超えるものもあります。アプリのアップデートをモバイルデータ通信でやっていては、すぐに1GBを超えてしまいます。
「iTunes & App Store」の「モバイルデータ通信」は、初めの設定ではオフになっていますが、オンに変更すると機種変更をしても引き継がれます。
データ通信量のチェック方法
キャリアのWebサイトで自分のデータ通信量を確認することができます。私の使っているauでは、iPhoneアプリでも確認できます。
また、「設定」→「モバイルデータ通信」の項目から、どのアプリがどれだけデータ通信をしているかも確認できます。統計情報をリセットしてからのデータ通信料が表示されます。
まとめ
「設定」→「iTunes & App Store」の「モバイルデータ通信」は、オフにしておくことをお勧めします。「iTunes Match」を使っている人は、「モバイルデータ通信」をオンにしている人が多いかもしれませんので要注意です。
動画を見た後などは、自分のデータ通信量を確認し、使いすぎないことで通信制限を回避できます。
128kbpsでスマホを使うことはかなり厳しい状態です。気をつけるに越したことはありません。
【2016年9月27日追記】
ソフトバンクは3日間のデータ通信量による通信速度制限のないサービスを開始します。
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