SIMロック解除義務化でも2年縛りは継続|キャリアの競争を予想

スマホを使う恋人たち

2014年10月9日の日本経済新聞によると、総務省は通信サービスの最終報告書をまとめました。

SIMロック解除を2015年度に義務づけ、携帯や光回線にクーリングオフを導入します。ただし、端末の返品はできません。2年縛りやキャッシュバックは残しました。

私が『SIMフリー化で変わること』や『iPhone 6 / 6 Plusは最後のSIMロックiPhoneになるか?その後の商戦を予測する』で予想したとおり、SIMロック解除が義務化されても、端末補助金や2年縛りは残りました。

この結果、来年度にSIMロック解除が義務化されても、大きな変化はありません。来年の新型iPhoneでも、端末補助金や2年縛りを使ったキャリアの競争が行われます。

消費者にとっては、キャリアから買ってもSIMフリーiPhoneが手に入るため、『要注意!SIMフリーiPhoneの中古価格は下落する』に書いたように、SIMフリーiPhoneの中古市場は暴落します。中古品が高く売れることを見込んでSIMフリーiPhoneを買った人は当てが外れます。

SIMフリーiPhoneの賢い買い方

SIMロック解除義務化がされても、キャリアが今年と同じようなiPhoneや通信料の価格設定をした場合、2年縛りの契約をするとSIMフリーiPhoneが実質的に非常に安く手に入ることになります。

すると、月当たりの通信量が2GBの契約でキャリアからiPhoneを買って、2GBを超えたらMVNOの安い回線を使うという方法が一般的に行われます。

もっとも、キャリアは通信料をもっと高く設定する可能性もあります。その場合には、Apple StoreからSIMフリーiPhoneを買って、回線はMVNOを使います。

キャリアの競争

結局、キャリアは回線の質と費用で競争することになります。

回線の質とは何になるでしょうか?通信障害がないことが一番ですが、ドコモ、au、ソフトバンクでは、目立った差はありません。

一番の違いは、電波の届く範囲です。これは、現在のところドコモが優位にあります。

通信速度を売りにするキャリアもありますが、動画をストリーミングで見られる速度があれば不満はありません。

通信速度が速くなれば、大容量のアプリや動画ファイルをダウンロードする時間が短くなります。

しかし、大容量ファイルをモバイル回線でダウンロードしていては、通信量の制限に引っかかる可能性があります。大容量のファイルダウンロードは、自宅などでWi-Fiを使って行うことになります。

そのため、通信速度が早いことはあまりメリットにはなりません。

あとはソフトバンクの「アメリカ放題」のような付加価値で争うことになります。

まとめ

SIMロック解除が義務化され、2年縛りが継続している状態でも、キャリア間の競争は激しくなります。電波の到達範囲ではドコモが優位にありますから、au、やソフトバンクはその他の付加価値で勝負しなければなりません。ただし、通信速度は大きな付加価値にはなりません。

消費者にとっては、SIMフリーiPhoneも手に入り、各キャリアが競争をして、望ましい形になります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローはこちらからお願いします。

会社勤めから起業するためのウェブ集客セミナー
会社勤めから起業するための7つのステップ