シニア起業のアプローチ方法

仕事

会社勤めをしていた人が、定年後を考えたときに問題となることが2つあります。お金の問題と時間の問題です。

年金支給開始年齢が引き上げられ、支給額も減っていきます。そこに、親の介護、自立できない子供などの落とし穴が待ち受けています。

また、ありあまる時間があります。60歳から85歳までの25年間、365日、眠る時間などを除いて1日12時間で計算しても10万時間以上になります。

この時間を無為に過ごすことはもったいないことです。

両方の問題を解決する方法は、働き続けることです。

ただし、人に雇われて働いていては、思うに任せられません。年齢だけで働けないところもあります。仕事があったとしても、身体的にきつかったり、意義も感じられず面白くなかったりします。

そこで、考えるのが起業です。定年後に起業する人は増えています。

何をして起業するかが問題になりますが、書籍や雑誌の情報はあまり役に立ちません。

起業に成功した人の情報は、個人に依存する部分が大きいためです。

書籍や雑誌の情報は、仕事のカタログのようなものがほとんどです。こんな仕事もあるのかという感想以上のものはありません。

中には事業として成り立つのか疑問のものもあります。事業を始めたという紹介にしか過ぎません。

大企業の役員がそのつてで別の会社に入ったという情報は、他の多くの人にとって、仕事を始めることに何の役にも立ちません。

最近、レールに沿った人生はつまらないと、大学を中退してブログのアフィリエイトで食べていこうという人がネットで話題になりました。

アフィリエイト業界のこともわかっていないようなので少し心配ですが、若いのでやり直しの体力・気力はあるはずです。

定年後に起業しようという人は、体力や気力では若い人にかないません。その代わり、これまでに蓄えたスキルやノウハウがあるはずです。

自分には、特別なスキルやノウハウはないという人もいますが、これまで40年近く働いた経験は、間違いなくスキルやノウハウとして蓄えられています。

そのスキルやノウハウを必要としている人を想像し、探して、見つけることにより、何に困っているかがより理解できます。

困っていること、悩んでいることを解決してあげることは、ビジネスにつながります。困っていること、悩んでいることは、お金を払ってでも解決したいことです。

このようなアプローチが、定年後に起業を志す人には適しているのではないかと思います。

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