「60歳新入社員」の働き方

新入社員

雇用延長、定年後の再雇用、再就職などで60歳を過ぎても働く人が増えてきます。

「60歳新入社員」がやってくる:日経ビジネスオンライン』の記事には、そんな人たちを部下として扱うときの注意点が書かれています。視力や筋力、記憶力の低下を考慮するということです。

60歳を過ぎてからの働き方にはいろいろなパターンがあります。ここでは、その働き方について考えてみます。

会社に残る

雇用延長や定年後の再雇用でも、それまでの経験やスキルが活かせる仕事があるとは限りません。

特別なスキルを必要としない仕事しかないという場合もあります。2013年4月の改正高年齢者雇用安定法施行に、企業がつじつまを合わせたという感じです。

「60歳新入社員」という名前のとおり、60歳になったとたん、それまでの仕事とまったく無関係の、過去の経験もスキルも活かす余地のない職場に配属されるかもしれません。

新しい職場では、20代の新入社員以下の給与と待遇で働くこともありえます。

20代の新入社員には未来があります。これから経験を積み、スキルを伸ばしていくことが期待されます。

ところが、「60歳新入社員」には未来がありません。どうせ長くいないのだからと思われます。イチから教えるのも面倒だと思われます。

新しいことを学ぶ意欲も気力もないと思われるかもしれません。

そのため、誰でもできる仕事しかアサインされないということも十分に考えられます。

自分で仕事を見つける

これまでの経験やスキルを活かせる仕事が社内にあればいいですが、なければ社外で見つけるしかありません。

あなたの経験やスキルを評価して、雇ってくれる会社があるかもしれません。

自分で起業するという手もあります。

いずれにしてもその時にものをいうのは、社外でも通じる経験とスキルです。

年金支給開始年齢とともに見直された定年年齢ですが、経験やスキルに見合う仕事もなく、給与も大幅に減額されることになりそうです。

終身雇用制度は、すでに崩壊しています。会社が生涯の生活を保障してくれることはありません。

ここで考えてみたいのが、人生の二毛作です。40歳前後でのキャリアの転換です。

以前、『「40歳定年幸せ」説を考える』という記事を書きました。スキルの陳腐化を避け、会社でのストレスも減ります。認知症のリスクさえ減ります。

唯一の短所が、中高年の雇用調整に使われることだったのですが、実質的に60歳で経験やスキルに見合う仕事はなくなりそうです。

それならば、40歳前後で早めにキャリア転換を図った方が賢明です。

年金支給開始前に、実質的に会社から放り出されることが明らかになっています。年金も以前のようにはもらえません。

自分のキャリアは自分で考える時代がすでに始まっています。

高齢者の働き方については以下の記事も参考にしてください。

問題シニア社員6つのタイプ

「定年延長」「再雇用」の4つの落とし穴

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