レンタルサーバーのエックスサーバーにWordPressのインストール作業を行いました。マニュアルには明記されていない注意点について、備忘録代わりに書いておきます。
1.WordPressをインストールするディレクトリにあるindex.htmlは削除しなければならない
エックスサーバーでは、WordPressをインストールするディレクトリは、初期ドメインの場合、「サーバID.xsrv.jp/public_html/」以下にするように指定されています。ところが、ここには、index.htmlファイルがあり、これを削除しない限り、ブラウザからこのディレクトリにアクセスして、作成したWebページを見ることはできません。なにもセットアップされていない旨のメッセージが表示されるだけです。マニュアルには、「弊社自動生成分の index.html を削除戴いていない限り、 index.html を優先表示してしまいますので、ご注意下さい。」と書いてありますが、はっきり「index.htmlを削除してください。」と書いてもらいたいものです。
2.WordPressを再インストールするとき、MySQLは新しいものでなければならない
これは、エックスサーバーに限らず言えることです。WordPressに精通している人にとっては常識になっていることだと思います。初めての私には、原因究明に時間がかかりました。
一度、手動でWordPress をインストールした後、次はサブディレクトリにインストールしてみようと考え、WordPressの再インストールを試みました。MySQLを一度使った状態で、WordPressを再インストールするために指定のディレクトリにログインしようとすると、ユーザー名またはパスワードが違うというエラーになります。なお、WordPressのバージョンは3.3.1です。
ユーザー名もパスワードも記録してあります。間違いありません。ユーザー名かパスワードを格納しているファイルが壊れてしまったのかとも考えました。しかし、ディレクトリ内のファイルはすべてFTPでアップしたばかりです。FTPは正常に終了しており、最初にインストールしたときと変わりはないはずです。サブディレクトリにインストールすることが悪いのか、しかし、サブディレクトリへのインストールは例としてマニュアルにも載っています。パスワードを再発行してもらおうかとも思いましたが、その前にエックスサーバーのWordPress自動インストールを試してみました。そうすると、MySQLは新しいものを使用しなければならない旨のエラーメッセージがでて原因がわかりました。
良く考えてみると、最初のインストールと二度目のインストールで異なるのはディレクトリとMySQLだけですから、もっと早くMySQLを疑うべきでした。
以上の2点が、エックスサーバーにWordPressをインストールする際に、マニュアルではわかりにくいところです。現在、次の本を見ながらWordPressをいじっています。