無料のアンケート作成サイトを使ってみました | 定年起業のためのウェブコンサルティング

無料のアンケート作成サイトを使ってみました

 セミナーなどを実施して、アンケートを実施したい場合は多いと思います。次の回をより良くするために、参加者のフィードバックはぜひ必要です。

 普通は、セミナーなどの最後にアンケートを記入して、提出してもらいます。この方法は、通常の場合、ベストの方法です。終了直後であるため、参加者の記憶や感覚が鮮明に残っていること、その場で回収するために、回収率も高いことなどがその理由です。短所としては、懇親会などを開催した場合に、懇親会のフィードバックを得られないことがあります。

 懇親会後にアンケートを実施した場合には、アルコールも入っているため書く内容が影響を受けること、立食形式ですと書く場所の問題、荷物をまとめておいた場合には筆記用具の問題などがあります。

 懇親会後に、電子メールでアンケートを実施したこともありますが、実質的に記名式になってしまうため、無記名式のアンケートができず、また、回収率も落ちることになります。

 懇親会後のアンケートを実施する良い方法がないかと考えたところ、Webのサービスがあるのではないかと思い、探してみました。有料のサイトもありましたが、無料のサイトを見つけました。

アンケートツクレール

 択一式の質問、複数回答可能な質問、自由回答形式の質問が作成できます。自由回答の文字数は、30文字までと、400文字までの選択ができます。

 管理画面からしぼりこみ集計ができ、生データをCSV形式でダウンロードすることもできます。同じURLで携帯電話からも閲覧・回答が可能になっています。質問の自動作成機能もあります。よく使われる質問も登録されており、流用できます。

 早速、アンケートを作成してみましたが、1時間程度で満足のいくものができました。

 アンケートを作成した時点では、選択式回答で「その他」を選択したときに自由記入欄を入れられれば良いと感じましたが、それ以外は、非常によくできています。

 同じIPアドレスからの2回以上の回答をカウントするかしないかも選択できます。2回以上の回答をカウントしない設定にすると、同じ人からの複数の回答を防ぐ効果をある程度期待できます。もちろん、複数の場所から回答した場合には、同一の人かどうかの判断は回答内容で判断するしかなくなります。

 また、会社や学校など同じ組織では、同じIPアドレスになる場合があります。その場合には2回以上カウントする設定にせざるを得ません。

 気になったのは、登録されたアンケート結果のデータの扱いです。集計結果は公開と非公開が選択できます。アンケート自身も「検索対象にする」と「検索対象にしない」を選択できます。しかし、アンケートや集計結果のデータの流出はあり得ると考えた方が無難です。流出して困る内容は、アンケートに含めないほうが良いです。

 また、サービスが突然中止される危険性も考えておく必要はあります。幸いデータは、CSV形式でダウンロードできますから、必要に応じてダウンロードしておくべきです。アンケートデータ収集中にサービスを中止されたときは、諦めるしかありません。このあたりは、無料サービスの限界です。

 まだ、アンケートデータの収集は行なっていませんが、大変便利なサービスだと思いますので、紹介しました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローはこちらからお願いします。