日本の人口減よりも地球の人口増の方が問題

人口

日本の人口が減ると騒がれています。

日本の人口が減ると、経済が縮小し、国力が弱まるという主張です。

しかし、本当でしょうか?

人口と経済や国力の関係

人口と経済が比例したものではないことは、現実の国と経済を見ればわかります。

軍事力と人口も比例していません。

人口が減ると経済が縮小するという主張も、ヨーロッパを見れば成り立たないことがわかります。人口が減っても経済は成長可能です。

経済力も軍事力も、人口よりも教育レベルや技術力に依存します。労働力の不足は、技術力で補うことが可能です。

技術の進歩した現代では、人口は国力の大きな要素ではありません。

また、食料とエネルギーの生産量が人口規模を決めてきたのも過去のことです。十分に食料とエネルギーを生産できなかった時代の話です。現在の日本には当てはまりません。

日本の人口が減ること自体は何の問題でもありません。

人口が減ることよりも、高齢化が問題です。現在の年金制度はすでに破綻しています。しかし、年金制度を変えることや高齢者が働きやすい社会に変えることで対応可能です。

年金制度は、世代間で所得を移転する制度から、自分が積み立てたお金を自分が受け取る制度に移行することになります。

移行までの間は、年金支給開始年齢を遅らせることで対応します。

高齢者が働きやすい社会に移行するには、年齢差別をなくすことが必要です。高齢者の認知症や寝たきりの病気は、働き続けることで少なくなります。

人口減少の原因

人口が増えない根本的な原因は、生活が豊かになると子供をたくさん産まなくなるためです。たくさんの子供を産むよりは、少なく産んで大切に育てようと考えます。

医療技術の進歩がこの考え方を支えています。子供の死亡は大幅に減ってきています。

これはヨーロッパでも同じです。

貧しいときは違います。特に農家では、子供が増えても自分で作ったものを食べさせるため、子だくさんでもそんなに困りません。

それよりは、子供の労働力や、子供が立身出世したときの経済力を期待します。だから貧乏人の子だくさんとなります。

これに加えて、女性が子供を産んでも働く環境が十分でないことが、日本の人口減につながっています。

若い人の農業人口が減っているため、貧乏人の子だくさんということも成り立たなくなっています。

地球規模の人口爆発の方が問題

地球規模で考えれば、人口は増加傾向にあります。

こちらの方がはるかに問題です。宇宙船地球号から人があふれだすことになります。

解決策として、火星などへの移住を唱えている人もいますが、私は定常状態にすべきだと思います。

発展途上国の生活を豊かにすれば、先進国と同じように人口の爆発は止まります。それが望ましい解決方向です。

火星などへの移住は、技術的可能性、費用、移住する人の選択等、問題やリスクが大きすぎます。

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