WordPressは、頻繁に更新され新しいバージョンがリリースされています。ここで、新しいバージョンへのアップグレードの方針をまとめておきます。
はじめに、アップグレードの長所と短所をまとめます。
長所
バグが修正されている
新しい機能が使える
短所
互換性が保証されていない
新しい機能を使いたい場合を除くと、セキュリティホールをはじめとしたバグの修正と、互換性とのトレードオフとなります。
セキュリティホールの修正を含むバージョンアップであれば、そのままにしておくべきではありません。できるだけ早いアップグレードが望まれます。
互換性に関しては、世界中のアップグレードした人から情報がブログ等で報告されます。プラグインの修正も必要に応じて行われています。ある程度の使用実績ができて、プラグインの修正が終わってからアップグレードすべきです。
問題は、どのくらい待ってからアップグレードするかです。そこで、次のような基準を考えました。
「WordPressX.X」と新バージョンでググって、非互換情報、トラブル情報の件数があまり増加しなくなってから、アップグレードする。
当然、自分のサイトに関係する非互換情報を入手して、事前に対応することもできます。
今回のWordPress3.4へのアップグレードでは、あまり考えずに数日も待てばいいかなとアップグレードした結果、DB Cache Reloaded Fixの問題にぶつかってしまいました。Auto Post Thumbnailも動かなくなりましたが、現在修正中のようで、まだ修正版はリリースされていません。この反省を踏まえて、今後のグレードアップの方針を決めました。