Facebookに投稿した記事は、全員のニュースフィードに表示されるわけではありません。エッジランクといわれる指標にしたがって表示されます。Facebookの投稿を読んでもらうためには、エッジランクを上げなければなりません。
エッジランクは、親密度・重み・経過時間・ネガティブフィードバックで決まるといわれています。さらに2013年8月には、ストーリーバンピングと直近接触者という要素が発表されました。
詳細は公表されていませんが、ネット上の情報と私の経験から、エッジランクの算出方法とそれに基づき投稿を表示されやすくする方法を説明します。
1.親密度(affinity score)
記事を投稿した人と見る人の間の親密度です。「友達」になっているか、フォローしているかが大きく影響しています。プロフィールを見る行為も影響しているようです。さらに、お互いにどれだけコメントしているか、「いいね!」を押しているか、タグ付けしているか、メッセージのやり取りをしているかなどが影響していると思われます。
2.重み(weight)
投稿の重要度です。コメントの数と「いいね!」の数で決まります。コメントの方が重要度が高くなっています。また、投稿のタイプ別にも重要度が決まっているようです。写真や動画は重要度が高くなり、リンクを張った投稿は低くなるようです。
3.経過時間(time)
投稿してからの経過時間です。古いほど重要度が低くなります。コメントや「いいね!」がついてからの時間も関係するようです。
4.ネガティブフィードバック
投稿を隠すなどの行為があるとマイナス評価となり、表示されにくくなります。
5.ストーリーバンピング(Story Bumping)
まだ見ていない投稿で重みの高いものについては、古い投稿でも表示するアルゴリズムが追加されました。
6.直近接触者(Last Actor)
直近の50件のやり取りを高く評価するアルゴリズムが追加されました。
7.投稿を表示されやすくする方法
以上の内容から、多くの人のニュースフィードに投稿が表示されるための方法は、次のようになります。
(1)親密度が高い人を増やす
「友達」とフォロワーを増やし、コメントや「いいね!」、タグ付け、メッセージのやり取りを頻繁に行い、親密度の高い人を増やすことが、投稿を見てくれる人を増やすことにつながります。
(2)投稿の重みを増やす
投稿にコメントや「いいね!」をたくさんもらうようにします。コメントや「いいね!」をもらいやすい内容や時間帯があります。
共感を得やすい内容や花・ペット・料理・名言などが「いいね!」をもらいやすい投稿となります。時間帯は、朝が比較的多くのコメントがつきます。
(3)Facebookを見ている人が多い時間帯をねらって投稿する
朝、昼休み、夜が、比較的Facebookを見ている人が多い時間帯です。
まとめ
投稿は、「いいね!」されると「友達」まで、シェアされると「友達」の「友達」まで、ニュースフィードに表示されるようになります。「いいね!」やシェアは、「友達」やフォロワーの数と同様の効果があります。
Facebookの投稿は、以上のことを考慮して投稿することにより、より多くの人に見てもらうことができます。