Androidの悲しい現実

 現在、Androidは既に過当競争の中にあります。夏モデルは、iPhone4S発売前の10月には、新宿の量販店でMNP1円で販売している機種が多数ありました。スマートフォンで利益を出している会社は、iPhoneを販売しているAppleだけではないかと思います。数年中には、トップメーカー、トップを追従する二番手メーカー、ニッチをねらう三番手メーカーの3社ぐらいを残して撤退するのではないかと思っています。

 Androidには、もうひとつ大きな問題があります。機種が多いため、Googleはハードウェアの互換性を考慮したOSの開発ができないということです。この点はiPhoneが有利です。事実、2年以上前に発売を開始したiPhone3GSでも最新のOSであるiOS5が動きます。Androidの場合は、発売開始時に最新のOSを搭載していないことも珍しくありません。そのままOSのアップデートができない機種もあります。

 IBMが1964年にシステム360を発表し、メインフレームコンピュータのアーキテクチャーの互換性を取ったときからソフトウェアの進歩が加速しました。それは、現在まで引き継がれています。MicrosoftのWindowsでは互換性がネックとなり、業務利用が遅れました。Macintoshは、趣味の世界以外ではデザイン関連ぐらいでしか使われていません。

 業務用に互換性を重視したハードウェアとソフトウェア、逆に新技術を追い求め使い捨てにされるハードウェアとソフトウェア、この二極化が進んでいきます。

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