コンテンツを伴わないネット動画は消えていく運命にあり | 定年起業のためのウェブコンサルティング

コンテンツを伴わないネット動画は消えていく運命にあり

動画

ネットで配信される動画が増えています。Facebookのライブ動画を見かける機会も増えました。

動画に関して興味深い記事がありました。

「動画メディア」に急傾斜するニュースパブリッシャー、だが若者は動画よりもテキストニュースを欲している・・|田中善一郎

ニュースをテキストで読みたいか、動画で見たいか、音声で聞きたいかを選ばせると、18~29歳では、テキストで読みたいが42%、動画を見たいが38%という結果でした。30~49歳でも、ニュースを読みたいが40%、動画を見たいが39%です。

質問の方法も回答者の属性もわかりませんが、少し意外ではあります。

私自身はニュースの内容によります。動画で見る価値のあるニュースであれば、動画を見たいですが、アナウンサーが原稿を読み上げるだけならば、テキストで読んだ方が早いです。

多くの方も同じように感じるのではないでしょうか?

事故の現場やスポーツのゴールシーンのように、動画で見たいものはあります。

しかし、アナウンサーが原稿を読み上げるだけならば、テキストで読みたいと思います。テキストであれば、動画を見る数倍の速さで読めます。

ネット上の動画を見るかどうかはタイトル次第です。これはテキストと変わりません。

しかし、タイトルの下にテキストで内容が書いてあれば、流し読みができます。それでさらにていねいに読むか、読まないか、あるいは一部だけ読むかを決められます。

動画ではそれはできません。

動画を見始めても、面白くなければ途中でやめることになります。興味があるところまで飛ばすには、画像を頼りに細かくチェックするしかありません。

一度見たことのある動画か、全体の流れが予想できる動画でしかできません。しかもかなり面倒です。

アナウンサーが原稿を読み上げるような動画は、ネットで見たいとは思いません。

現在、GoogleはYoutubeの動画を検索で優先的に上位表示させています。これはいつまでも続かないと思います。

動画で見せる意味のあるコンテンツであれば上位表示させるでしょう。

しかし、アナウンサーが原稿を読み上げるような動画であれば、上位表示されなくなると思います。テキストで読んだ方が早いからです。

動画にするか、テキストにするか、ネットに投稿するときは、コンテンツに従って適切な選択が必要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローはこちらからお願いします。