「電子メールの添付ファイルは開かない」を常識にしよう | 定年起業のためのウェブコンサルティング

「電子メールの添付ファイルは開かない」を常識にしよう

ウィルス

不審なメールが増えています。今日もこんなニュースがあります。

ヤマト運輸を装った不審メール出回る 添付ファイルを開かないよう注意 – ねとらぼ

「宅急便お届けのお知らせ」などの件名で、ヤマト運輸の「お届け予定eメール」を装ったもので、添付ファイルを開くと不正プログラムがダウンロードされるというもの。ヤマト運輸から送られる「お届け予定eメール」と同じ「件名」や「差出人アドレス」が表示されているため、うっかり添付ファイルを開いてしまう可能性がある。

少し前には、「Japan Post – 日本郵便」という名前で私のところにも来ました。

拝啓

達員が注文番号 704695201856 の商品を配達するため電話で連絡を差し上げたのですが、つながりませんでした。

従ってご注文の品はターミナルに返送されました。

ご注文登録時に入力していただいた電話番号に誤りがったことが分かりました。

このメールに添付されている委託運送状を印刷して、最寄りの 日本郵取り扱い郵便局までお問い合わせださい。

このメールはGmailが迷惑メールに振り分けていました。

このメールは日本語が変なので、Gmailが振り分けなくても怪しいとわかりますが、もう少しまともな日本語で届いた人もいるようです。

日本郵政を装った不審メール出回る 添付ファイルを開かないよう注意 – ねとらぼ

標的型攻撃も、普段からメールをやり取りしている人の名前を語り、通常のメールを真似て送ってきます。

添付ファイルのウィルスを新しく作成していると、ウィルス対策ソフトでは検知できません。

不審メールを見分けることは、ますます困難になってきます。

その対策としては、「添付ファイルは開かない」が有効です。

メールを送る側としてもファイルを添付してはいけません。ファイルを渡したい場合には、クラウドサービスを利用してファイルを渡すなど、別の手段をとります。

もちろんクラウドサービスにウィルスを仕込んだファイルを置く手口が出てくる可能性があります。しかし、クラウドサービスにはログインが必要です。利用のハードルが上がります。

どこの馬の骨ともわからないサーバーにファイルがあれば、警戒心もわきます。

標的型攻撃や今回のようなウィルスメールの対策として、電子メールの添付ファイルをやめることが有効です。

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