NTT ドコモ FOMAサービスの「定額データスタンダード割」を解約しました。
この契約を結んだのは、2010年7月8日です。契約の翌月から丸2年たった契約満了月の翌月だけが、解約金がかからない月です。すなわち、2012年8月1日から31日の間の解約は、解約金がかかりませんが、それ以外の期間で解約すると1万円近い解約金がかかります。
このサービスは、はじめポータブル無線ルータで使っていましたが、BIGLOBE 3Gで割安なサービスがはじまったため、その後使っていませんでした。詳しくは、次のブログを参照してください。
FOMAデータ回線が月額2,980円で使い放題、BIGLOBE 3G
解約の予約不可
もう使っていないため、ドコモには2010年8月1日になったら自動的に解約になるようにできないか問い合わせたのですが、8月1日から31日の間にドコモショップに行かない限り、解約金なしでの解約はできないということでした。
「2年縛り」の解約金は、残りの期間を使わないでいても支払う金額より、常に高く設定されており、ただユーザーをつなぎ止めておくだけの不合理なものです。
訴訟もあり
ドコモとKDDIに対して、解約金を課すのは違法だとして起こした訴訟の判決が、最近出ています。
対ドコモ判決では、平均的な損害額は「割引プラン利用者全体の平均割引額に中途解約者の契約締結から解約までの平均月数をかけたもの」となっているということで、ドコモの勝ちでした。
対KDDI判決は、平均的な損害は契約期間が長くなるほど少なくなるため、23ヶ月目以降の解約金の一部は無効という判決でした。
どちらの裁判も控訴されるようですから、どのような結果になるかわかりません。解約金を妥当な金額にすることに加えて、解約方法もユーザーに便利な方法にしてほしいものです。
解約手続き
今回の解約にあたり、事前にドコモに電話して、解約に必要なものを聞きました。身分を証明するものさえあれば、あとはドコモでわかるので、運転免許証だけ持っていけば大丈夫ということでした。
8月になり、時間を見つけてドコモショップに行き、解約の申し込みをしました。
窓口では、解約には電話番号とFAMAカードが必要だと言われました。
ポータブル無線ルータで使っていた回線ですから、電話番号など覚えているはずがありません。電話番号がわからなかったり、FOMAカードがないと解約手続きはできないと言われました。
幸い、念のために契約申込書やFOMAカードは持って行ったため、出直しにはなりませんでした。
氏名などから電話番号はドコモで調べられるはずです。ポータブル無線ルーターと一緒にFOMAカードをなくす人もいるはずです。ドコモショップの窓口の人の話は納得できませんでした。
何より、事前に解約に必要なものを電話で確認してから出かけて行ったにもかかわらず、窓口で違うことを言われたので、ドコモの対応にはあきれてものが言えませんした。
今回のことは全国のドコモで共有し、二度と間違いのないようにすると窓口の人は言っていましたが、口先だけでないことを祈るばかりです。