紙の書物は絶滅するか?

 少し考えれば、電子書籍が紙の書物に対して、圧倒的に優位であることは明らかです。電子書籍は、軽く持ち運びが容易です。読むために使う機器の重さだけであり、何百冊になっても変わりません。紙の本は数冊持ち運ぶのでもたいへんです。電子書籍は、保管に場所を取りません。家の中が本であふれかえっている人はたくさんいます。電子書籍は、紙を使わないため、木材資源の消費も減り、地球にもやさしいです。電子書籍として売られていれば、入手も容易です。本屋まで行ったり、本を送ってもらったりする必要がありません。出版社にとっても、印刷・製本が不要なため、原価を抑えられます。

 現在、紙の書物が優れている点は、ぱらぱらとめくる高速のブラウジングが可能なことです。書店で買うかどうか判断するときも全体をブラウジングできます。しかし、これは技術的に解決可能です。高速のデバイスとユーザーインターフェースの改善で解決できます。

 また、紙の書物には書き込みができるというメリットがあります。図書館から借りた本では許されませんが、読みながら思いついたことを書き込む人も多いと思います。これも技術的に電子書籍でも対応可能です。現在でも、電子書籍にマーカーでしるしをつけたところを複数の人で共有するサービスがあります。

 日本で電子書籍の普及が遅れているのは、取次店と書店の抵抗のためです。しかし、出版社と読者の利便性向上にいつまでも抵抗できるものではありません。音楽がレコードからCDに変わり、さらにオンライン販売になったように、書籍もオンライン販売が主流になります。

 神田昌典さんの「2022年―これから10年、活躍できる人の条件」のように、私も予言します。

「2024年、新しい書籍の出版はすべて電子書籍となり、リアル書店はなくなります。」

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