スマホがもたらした2度目の「会話の死」 | 定年起業のためのウェブコンサルティング

スマホがもたらした2度目の「会話の死」

スマホ

スマホはインターネットに常時接続したポケットに入るコンピュータです。スマホの性能や容量は、私が大学生だったときに計算機センターにあった大型コンピュータの数万倍以上になっています。

それがインターネットに常時接続しています。30年ほど前のパソコン通信から考えても夢のような話です。

スマホは非常に便利なものですが、そのスマホが人々から会話を奪っています。

たまに行くすし屋でときどき見かける夫婦がいました。以前はすし屋のカウンターに座り夫婦で話をしていたのですが、ある時から男性がiPhoneをいじるようになりました。

カウンターに座るなり、iPhoneを取り出しいじり始めました。何の会話もなしに、iPhoneを見ながら出されたすしをつまんでいます。立派な人だけに非常に残念な気がしました。

スマホが生んだ「会話の死」です。

カフェなどでも、数人のグループ全員が無言でスマホを見ている光景は珍しくありません。食事のときに、左手にスマホ、右手に箸という姿も見かけます。スマホをテーブルに置き、左手で操作をしながら右手にフォークという人もいます。

よく似た光景が、私が子供のときにも問題になっていました。テレビが家族の会話を奪っていました。食事時にテレビをつけていると、家族全員がテレビに夢中になり、家族の会話がなくなりました。

そのため、心ある家庭では、食事時はテレビを消すことを決めました。

いまこそ同様のマナーが必要です。

  • 食事のときはスマホを見ない
  • 飲み会ではスマホを見ない
  • 話をしているときはスマホを見ない

このようなことをマナーとして定着させていきたいものです。

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