誰でも文章がうまくなります!『書かずに文章がうまくなるトレーニング』

書かずに文章がうまくなるトレーニング

文章を書く才能は誰にでもあります。うまく書けないとしたら、書き方を教わってこなかったためです。

私も学校で文章の書き方を教わった記憶がありません。作文の時間はありましたが、ただ書けと言われるだけでした。何をどう書いていいのかわからず作文は大嫌いでした。

会社に入りビジネス文書を書くときには、定型的な文例をまねて書いていました。

4年ほど前からこのブログを書いていますが、『書かずに文章がうまくなるトレーニング』は、ブログを書き始める前に読みたかった本です。

「読み手本位の文章」を心がける

文章は読み手に読んでもらうために書くものです。

誰に、何を伝え、何をしてもらいたいのか、それを考えることが文章の基本です。

自分の書きたいことを書くのは、自分だけが読む日記ぐらいです。人に読んでもらう文章ならば、まず読み手のことを考えなければなりません。

書かずに文章がうまくなるトレーニング』は、この文章の基本からはじまります。文章がうまくなるためのトレーニングを30種類、5つの章に分けて書いています。

ここからは、私に役立つと思ったトレーニングを2つ紹介します。

自分の言葉で体験を語る

ここでは、Facebookに投稿された本の紹介文章を2つ比べています。

ひとつは「この本には○○が書かれています」という平板なもの、もうひとつは「ボクちん、男の子だから関係ないもんねー。なんて気ラクに構えていたら……大変なことになった!」という書き出しの体験・エピソードです。後者の方がはるかに大きな反応がありました。

このように文章に自分の体験を盛り込むための、体験抜き出しトレーニングが紹介されています。お題を決め自分の体験を引き出すトレーニングです。

最初のお題が「駅」です。トレーニングをやってみます。

私は中学までは徒歩で通学していたため、「駅」に行くということは、特別なことでした。親とどこかに出かけるときを除くと、友達と遊びに行くときです。

「駅」は怖いところで、人目につかない場所では恐喝にあうこともありました。そんなところでも刺激にあふれているため、友達に誘われると行っていました。

その他には、高校の体育祭の実施を雨天時に掲示板で知らせていたこと、一時期毎週出張の行き帰りに同じ駅で駅弁を買って食べていたため、その駅の駅弁全種類を食べたこと、などが思い出されます。

物語で人の心を動かす

物語には人の感情を動かす力があります。人は物語が好きです。

そのため、物語作成トレーニングが紹介されています。

お題に対して事実を書くだけでなく、時間の流れと高低差を意識してとらえます。「ラーメンがおいしかった」というお題でやってみます。

いつ見ても行列ができているラーメン屋がありました。夜は6時頃も11時頃も10人以上並んでいます。そんなにおいしいのかと思いながら、行列に並ぶのは嫌いなので、食べることはないだろうと思っていました。

ある雨の降っている寒い日でした。夜の7時頃でしたが、そのラーメン屋に行列がありません。のぞいてみると空席がありすぐに通されました。メニューの一番はじめのラーメンを選び、待つこと数分、豚の背油がたくさん浮いたラーメンが運ばれてきました。

ラーメンを一口すすってびっくりしました。まったく脂っこくありません。あっという間にスープまで飲み干していました。

おわりに

文章の書き方を学校で学んだ人は少ないと思います。ほとんどの人は、人の文章を真似しながら独学で学んでいます。

しかし、『書かずに文章がうまくなるトレーニング』を読むことにより、はるかに効率よく文章の書き方を学べます。

文章がうまくなりたい人には必読の本です。

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