iPhone6s / 6s Plusが発表され、どのiPhoneを買おうかとワクワクしている人も多いと思います。
しかし、新しいiPhoneを買っても使い方が悪いと十分に性能を引き出せません。さらに、あなた自身に悪い影響を与えることさえあります。
iPhoneだけでなく、Androidのスマホにも共通していますが、見直したい習慣を5つ紹介します。
使わないときは充電している
あなたのiPhoneは2年も使わないうちに電池が劣化していませんか?
そういう人は、多くの場合、使わないときAC電源につなぎっぱなしにしています。
出かけるときはいつも満充電の状態で持ち出せるように、家にいるときは充電しているのではないですか?
これが電池を劣化させる原因となっています。
iPhoneで使われているリチウムイオン電池は、満充電になると過充電保護機能が働き、充電を止めます。そのため過充電にはなりません。
過充電保護機能があるから、AC電源につなぎっぱなしにしても大丈夫と考える人もいますが、電池の劣化は進みます。
もし、過充電保護機能が故障し過充電になると、爆発や火災の可能性もあり、非常に危険です。
過充電保護機能が働き充電が止まると、電池は自己放電を始めます。ある程度自己放電すると再び充電を始めます。
つまり、AC電源につなぎっぱなしにすることは、小刻みに充電と放電を繰り返すことになり、その分電池の劣化を進めます。
満充電になったらAC電源から抜くことが、リチウムイオン電池を長く持たせるコツです。
【参考記事】
夜、眠っている間に充電している
同じ理由で、毎日夜眠っている間に充電している人も、リチウムイオン電池の劣化を早めています。
夜遅く帰ってきて、翌日も朝早く出なければならないときなどは、眠っている間ぐらいしか充電できないときもあります。
しかし、毎日眠っている時間に充電していると劣化を早めます。
起きているときに充電し、満充電になったらACアダプタから抜くほうが、電池を長持ちさせます。
私は、朝起きたら充電を開始し、出かけるときは満充電になっていなくても持っていくという方法をとっています。iPhone6 Plusを使っていますが、これで充分1日持ちます。
すべてのアプリでプッシュ通知をオンにしている
プッシュ通知はすばらしい機能です。見逃したくない情報を知らせてくれ、忘れたくない用事を適切な時刻に教えてくれます。
しかし、プッシュ通知がくると集中力が途切れます。しょっちゅう来ていては、気が散り集中できません。
そうするとプッシュ通知が来ても見なくなります。
それではプッシュ通知の意味がありません。
プッシュ通知はどうしても知りたい最小限のものにします。それ以外はすべて止めます。
集中したいときは、「おやすみモード」を選択することにより、一切のプッシュ通知がこないようにすることもできます。
パスコードを使わない
パスコードを設定していると、iPhoneを使うたびに指紋認証をするか、パスコードを入力しなければなりません。
それが面倒でパスコードを設定しない人が、2013年のAppleの報告では約半数もいるそうです。
Fingerprints Could Be Solution For Half of iPhone Owners Who Don’t Lock Their Phones
しかし、パスコードを設定しない状態でiPhoneが他人の手に渡れば、iPhoneに登録してある情報はすべて見られてしまいます。自分だけでなく、家族や友達の情報も漏れてしまいます。
SNSに変な投稿をされたり、ショッピングサイトで大量の買い物をされたりする危険もあります。
パスコードは必ず設定します。
4桁のパスコードで不安な人は、iOS9から6桁のパスコードの設定も可能になっています。「設定」アプリで、「Touch IDとパスコード」→「簡単なパスコード」をオフにすれば、文字を入力するパスワードにすることもできます。
ながらスマホをしている
iPhoneを見ながら歩いている人がいます。本人は注意しながら歩いているつもりでも、視野が狭くなり非常に危険です。駅のホームでは、ホームから落ちたり、入ってくる列車に接触したりする危険もあります。
自動車や自転車を運転しながらiPhoneを見ることは、法律にも違反します。
左手にiPhoneを持ち、右手に箸を持ちながら食事をとるようなことは、品性を疑われます。
ながらスマホはやめたいものです。