やろうと思っているのに、あるいは、やらなくてはいけないと思っているのに、なかなか実行できない人がいます。
そのような人のために、やりたいことを実行するための方法を紹介します。
心のブロックをはずす
やりたいことができないと言う人に理由を聞いてみると、「時間がない」「お金がない」「自分には能力がない」とできない理由を並べます。
これらは、やらないための言い訳である可能性があります。すなわち、本当はやりたくないのに、できない理由を並べて、自分を正当化しているのです。
やろうと思っていることや、やらなければならないことが、なかなか実行できない人は、なぜ、やろうと思っているのか、やらなければならないのかをよく考えてみることです。
誰かから勧められたから、本で読んだから、などの理由があると思います。実行すれば、明るい未来が待っているように思えます。
しかし、心の底では、「自分を変えたくない」「自分の習慣を変えたくない」と思っていることがあります。あるいは、自分にはできっこないと思っています。
変えることが怖いのです。
これに気づけば、怖さを取り除くことにより、実行できます。
取り除くことができなくても、最悪の事態を考えておくだけで、それ以上のことは起こりえないと安心することができます。リスクがあるならば、充分なリスクヘッジをすることです。
また、怖いならやってみようと考えるのもひとつの方法です。
自分にはできっこないと感じる人は、得意なことを小さなことから少しずつ実行することで、自信を得られます。
何かをやめる
「時間がないからできない」とは、よく聞くことです。
何かをやるためには時間が必要です。時間がなければできません。そのため、何かを実行するためには、何かをやめることが必要です。
テレビを見ている人は、テレビを見ることをやめれば、時間が作れます。
ネットサーフィンをしている人は、ネットサーフィンをやめれば、その分、時間があきます。
SNSで多くの時間を使っている人は、SNSをやめれば、その時間が使えます。
会社の同僚と飲みに行っている人は、飲みに行くことをやめれば、その時間が浮くだけでなく、酔っていない分その後の生産性があがります。
時間がないならば、何かをやめて時間をつくるしかありません。特にだらだらとテレビを見たり、ネットサーフィンやSNSをやったりしている人は、簡単に時間を作れる人です。
優先順位を見直す
それでも時間がないという人は、やりたいことよりも、優先順位の高いことだけしかやっていないか、考えてみることです。
やりたいことよりも優先順位の低いことをしているならば、優先順位の低いことをやめるだけです。
やりたいことよりも優先順位の高いことしかしていない人は、優先順位をもう一度見直すことをお勧めします。
時間がないという人は、やりたいことよりも優先順位の低いことをやっていないか見直し、優先順位の低いことをやめれば、やりたいことをする時間を作れます。
まとめ
やりたいことがなかなか実行できない人は、なぜ、やりたいのか、実行してどうなりたいのか考え直してみます。そうすることにより、実行を躊躇させている心のブロックを見つけられます。
時間がない人は、やりたいことよりも優先順位の低いことをやめるだけです。