片づけは時間のムダ ― 整理は必要だが整頓は不要

乱雑な洋書

世界で最も影響力のある100人に近藤麻理恵さんが選ばれたりして、片づけがブームになるかもしれません。

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片づけのコツは、大好きなものだけに囲まれた理想の部屋で生活することを想像することだそうです。

しかし、自分の子供のときから思い出してみても、大好きなものだけに囲まれるということが想像しにくいのが現実です。

自分で働くまでは、服は親が買ってきたものを着ていました。思春期になると親の選んだ服が気に入らないこともありましたが、不満そうな顔をするといつも父に叱られました。「外見なんか気にするんじゃない! 人間は中身が大切なんだ!」

それでも中学、高校には詰襟の学生服を着て行きましたから、あまり気になりませんでした。結局、服装には無頓着になり、大学に入ってもあまり気にしませんでした。

インテリアや家具となると、服装以上にお金がかかります。お金にかなりの余裕がない限り、大好きなものだけに囲まれた生活などできません。

美的センスを磨くためには、自分の好きなものだけに囲まれた生活をすることだということを聞いたことがあります。結局、子供の時から裕福な家庭でなければ、ありえない世界の話だと思いました。

感性の世界は別にして、片づけに実用的なメリットはあるのでしょうか?

片づけのメリット

モノを探さない

片づけの苦手な人は、よくモノをなくします。見つけても探すのに時間がかかります。それは、モノの整理ができていないためです。片づけをするとモノを整理することになります。片づけの一番のメリットはモノを探す時間が短くなることです。

仮に、10秒かかるものが1秒ですむようになれば、9秒の短縮です。1日10回探すとすると1年では9時間もの時間を節約できます。

気分がいい

片づけられた場所では気分がよくなります。それは私も認めます。

片づけのデメリット

それでは、片づけのデメリットは何でしょうか?

時間がかかる

片づけには時間がかかることが一番のデメリットです。

片づけをすることにより、仕事の効率が飛躍的に向上するならば、片づけは重要度の高いことになり優先して行います。

ところが、片づけをしてもそれほど仕事の効率が上がるわけではありません。片づけのメリットはモノを探す時間が短くなることです。

モノを探す時間を短くするためには、ほかの良い方法があります。モノをいつも同じ場所に置いておくことです。これさえ守れば、モノを探すことに時間がかかることはありません。

どこにしまったのかわからなくなる場合があるかもしれませんが、それを避けるためには、モノの属性によりしまう場所を決めておくことです。そうすれば、しまった場所を忘れることは少なくなります。

モノを探すのに時間がかかる人は、使ったモノを元の場所に戻さない人です。

これさえ守れば、片づけのメリットは気分の問題だけになります。

まとめ

ふつう片づけというと整頓された状態にすることをいいます。ところが、整頓されていなくても、整理されていれば仕事の効率は変わりません。

整頓されていたほうが、効率が上がるとか、集中できるとかいうのは気分の問題です。慣れの問題でもあります。

美的センスを磨き、創造性を発揮するためには、片づけをする効果はあると思います。しかし、そのためには子供のころから好きなモノに囲まれて暮らすという恵まれた環境になければあまり意味がありません。

身の回りは整理しておけばよく、整頓のために時間をさくことは、恵まれた人のやることです。

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