ネットとリアルの印象が違うとき、どちらが本性かということに対し、ネットが本性だとサイバーエージェントの藤田晋さんがブログで書いています。
1対1や、1対少人数だと誤魔化しが効いても、
不特定多数、衆目に晒されるネットで
誤魔化すことは絶対に不可能です。
様々な人がいろんな角度や状況で見てる
ので、分かる人には分かってしまいます。ネットで本性は絶対に隠せないのです。
実際そのとおりでしょう。ネットであまり情報発信していない人については分かりませんが、ネットで毎日情報を発信している人については、どのような人なのか、何が好きな人なのかわかるものです。
私がこの記事に興味を持ったのは、最初にでてくるプロデューサーです。
「ネットでは性格悪いけど、実際会うといい人
いるじゃないですか」「逆に、ネットでいい人そうに見えるけど、
実際には悪どい人もいますよね」
と話すプロデューサーです。
ネットでは、世間のしがらみから解放されてなんでも言えると感じる人がいます。匿名で誹謗中傷、罵詈雑言を発しているひとなど、その典型です。
そういう人に実際に会った時の印象がいい人だとしても、それは初対面の人に対して取り繕っていると考えるのが普通です。
逆のネットでいい人そうに見えるけど、実際には悪どい人とは、初対面では分からないはずです。悪どいと判断するには、それなりの言動をしているところを見聞きしていなければなりません。おそらく、前の言葉と対にして、言ってみただけでしょう。
このプロデューサーは、ネット上で見た豊富な本人の言動よりも、自分が直接会った時の印象の方が信頼できると考えています。
もし、相手に関しての知識が、人からのうわさを聞いている程度であれば、自分で直接会って話をした時の印象の方が信頼できるということはあります。
そういう状況と混乱しているように思えます。あるいは、ネットをあまり使っていない人なのかもしれません。
ネットから人のうわさ話程度の情報しか得ていなければ、自分が直接会って話しをした時の印象の方が信頼できると考えても仕方がありません。
一昔前であれば、人のうわさよりは自分の目で実際に確かめたことの方が信頼できました。
ネットで情報を発信するということは、直接会ってわかる以上の情報を不特定多数の人にさらけ出しているということです。
それなりの覚悟をもって、少し背伸びをしたぐらいの情報を発信していこうと思っています。