人見知りの心理学

 人見知りの人とそうでない人はどこが違うのか考えました。普通、話し方教室などで教えている、初めての人との会話を続ける方法とは次のようなものです。

1.一般的な話題から入る

 天気などのあたりさわりのない話題から入り、政治や宗教のような微妙な問題は避けます。

2.相手に話しをさせる

 基本的に、聞き役に回り、相手に話しをさせます。

3.相手の回答に反応する

 相手の回答に対し、関連する質問をするなどして、会話を深めていきます。

4.共通の話題を見つける

 相手と自分に共に興味のある話題を見つけるようにします。

 このような方法で、初めての人との会話に、だんだんと慣れていくことはできます。しかし、人見知りの人は、それでも、自分の人見知りが解消されたと感じることはありません。

 人見知りの人は、自分の個人的なことを開示することを好みません。自分の好きなことや習慣などを話しても良いと感じるために時間がかかります。そのために、相手に対しても、そのようなことを聞くことをためらいます。自分がされていやなことは、他人にもしないようにするということは、大人であれば自然に身につける行動です。相手に対して、踏み込んだ質問をすることにためらいを感じるために、会話が続かなくなることがあります。

 それに対し、人づきあいが得意な人は、自分の個人的情報を開示することに抵抗がありません。他人に対しても、個人的なことを突っ込んで聞いていきます。人づきあいの得意な人との間であれば、これでまったく問題なく会話がつづきます。

 結局、人見知りかどうかは、自己開示に対する抵抗感の大きさに依存します。会話のテクニックを身につけるだけでなく、自己開示に対する抵抗感を意識的に克服することにより、人づきあいも変わります。

 内面的な自己開示に対する抵抗感は、少し変えるだけで、他人からはずいぶん変わったように見えます。いわば、レバレッジが効いたように、ほんの少しの我慢が、外面の大きな違いとなって現れます。

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