なぜ日本では2ちゃんねるがはやったか

 2ちゃんねるのようなサイトで誹謗中傷するという現象は、米国ではないと聞きました。その理由は、そのようなことをすれば、臆病者で、頭が悪く、友達もいないだろうと思われるからだということです。匿名でもそのように思われることは、本意ではないという意識が働くということです。

 実際に米国に2ちゃんねるのようなものがないかどうかは別にして、なぜ2ちゃんねるがはやったかを考えてみます。

 実社会あるいは実名では、決して口にしないような誹謗中傷を、匿名であれば行う人が存在します。それを見た他人から、匿名が使える場でしか活動できない臆病者と思われることは、気にせずにあるいは、気がつかずに行っているのだと推測できます。

 匿名での発言を自分とは別な人格が行っている意識なのかもしれません。ジキル博士とハイド氏のように、匿名の場では、違う人格に変わり、もう一つの人格ではコントロールできなくなっているのかもしれません。

 実社会では、自分を押さえつけて、匿名で鬱憤晴らしをしているのでしょうか。匿名の人格は、自分とは別人格であり、他人からどのように思われても、自分には関係ないのかもしれません。

 米国では、そのように考える人が少ないのかもしれません。匿名での発言に対しても、自分の発言だという意識が強く、他人から悪く思われることは望まないのかもしれません。多重人格者を扱った本は、米国の方が多いと思います。はっきりとした多重人格者は米国の方が多く、匿名の場でのみ、別人格のようになる人は、日本の方が多いのかもしれません。

 実際にどうなのかは、きちんとした調査をしないとわかりませんが、日本で流行した2ちゃんねるも、現在ではすっかり下火になっています。下火になった理由は2つあります。ひとつは、2ちゃんねるが違法薬物の取引に使われ、警察の手が入ったことです。もうひとつは、2ちゃんねるのメリットであった情報収集が、ブログやTwitterから十分にできるようになり、2ちゃんねるから情報収集する必要がほとんどなくなったことです。

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