これから必須の知識です|『ハッカーの手口』

 ハッカーのひと通りの手口について解説しています。知っていれば、ハッカーの攻撃を防ぐことに役立ちます。知らなければ、様々な危険が待ち受けています。しかし、完璧ではありません。攻撃を完全に防ぐことは不可能です。

 ウィルスに感染したり、サイバー攻撃にさらされるのは、パソコンやスマートフォンだけではありません。原価低減と利便性向上のため、汎用OSを使用したコンピュータを搭載し、インターネットに接続した機器は、どんどん増えています。本書では、エアコン、コピー機、ペースメーカーが例にあがっています。汎用OSを使用したコンピュータがインターネットに接続していれば、サイバー攻撃を受ける可能性があります。

 大量のエアコンがウィルスに感染し、電力供給が逼迫している時期にいっせいに設定温度を変更したら、大規模な停電が発生します。コピー機がウィルスに感染したら、読み取った文書を外部に漏洩させるかもしれません。ペースメーカーがウィルスに感染したら、心臓を人質に取られたようなものです。

 水道、電気、ガス、電話、鉄道、航空、病院などの社会インフラを制御しているコンピュータを麻痺させられたら、大混乱に陥ります。一部の国では、これが現実に発生しています。米国防総省はサイバー空間作戦戦略を公表し、サイバー空間を陸海空と同等の作戦領域と規定しています。

 セキュリティに関し、自分は大丈夫だと考えることは禁物です。既に攻撃されていると考えるべきです。そうしないと、いつサイバー戦争に巻き込まれるかわかりません。サイバー戦争に巻き込まれなくても、犯罪予告をしたと誤認逮捕されたり、機密情報が漏洩するといった事件が起きています。

 どのような手口があるのかを知っておくことは、防御の基本です。だれもが、本書にあるハッカーの手口を知らなければならない社会となっています。

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