「ふたつの人生を生きる」ために必要なこと

楠の花

 私が先日書いた『人生二毛作を考えよう』とほぼ同じことをちきりんさんも最近の著書『未来の働き方を考えよう』の中で、「ふたつの人生を生きる」と書いています。

 そのためのステップは、次のようになります。

1.手に入れたい人生を明確にする

2.複数の将来シナリオを持つ

3.市場で稼ぐ力をつける

 しかし、多忙な日常業務に追われていると、このようなことは考えられません。毎日、朝から深夜まで働いていると、仕事のこと以外で考えることといったら、体を壊さないためにいかに睡眠時間を確保するか、食事をいかにきちんととるか、などということになります。

 手に入れたい人生などについて考えるためには、それなりの時間が必要です。そのためには、考える時間が取れる時に、考えておかなければなりません。もし、何ヶ月もその時間も取れないほどであれば、体を壊す前に逃げ出すことが得策です。

 それほどでなくても、日常生活に流されると、なかなか自分の手に入れたい人生についてなど考えられません。考えてもわからない人も多いと思います。そこで、考えるためのコツが必要です。

 まず、手に入れたい人生とは、手に入れたい感情であることを知ることです。プロ野球選手になりたいとしても、2軍で練習するだけの選手になりたい人はいないと思います。多くの人は、チームの勝利に貢献し、チームメイトやファンから賞賛されるというような感情を味わいたいものです。

 そのように考えれば、非常に競争の激しい狭い領域の人生にこだわることは、なくなります。もっと広い視野で、自分が好きで得意なことで、市場で稼ぐためのシナリオを考えることができます。

 他の人の稼ぎ方も参考になります。インターネットの黎明期には、Webサイトの開発で稼ぐ人がでてきたように、ITの発達は、新しい稼ぎ方を生み出しています。

 定年が延長になったということは、下り坂の中で働く期間が伸びたことにほかなりません。50代前半までは、給与も仕事も登り坂かもしれませんが、運のいい一部の人を除けば、その後は下り坂です。定年の延長とは、その下り坂の期間が伸び、その分給与等の下げ幅が大きくなることです。モチベーションも一緒に下がります。

 ふたつ目の人生を40歳で見つけられれば、登り坂のうちにふたつ目の人生に移れますが、いくつになっても遅すぎるということはありません。

 まずは、自分が好きで、得意で、モチベーションを持てることの中から、市場で稼ぐまでのシナリオを考えることです。考えたら実行し、結果を検証し、計画を見直します。それを繰り返しているうちに、間違いなく成功します。成功しないとしたら、繰り返しができなくなったときです。

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