目標が見つからない人のための目標の見つけ方 | 定年起業のためのウェブコンサルティング

目標が見つからない人のための目標の見つけ方

運命を動かす

目標を明確にすることは大切なことです。目標が明確になっていないことには、どちらの方向に進んでよいかもわからず、同じところを堂々巡りすることにもなりかねません。

しかし、目標がなかなか見つからない人もいます。何をしたらいいのかわからない。何を目指せばよいのかわからないという人です。

そういう人のために、『アンソニー・ロビンズの運命を動かす』を参考にして、目標を見つけるための方法をまとめました。

望みを書き出す

ひとりブレイン・ストーミングを行います。A4の紙とペンを用意して、絶えずペンを動かしながら、思いついたことをそのまま書いていきます。

「ほしいものが何でも手に入るとしたら、何がほしいか」
「失敗しないとわかっていれば、やりたいことは何か」
と自問自答します。

「本当にほしいものは何か」をはっきりさせます。

自分の能力に疑いを持ってはいけません。人生で不可能なことはない、自分の望みはなんでも実現できると信じて書いてください。

目標の形に整理する

目標は次の4つのカテゴリーに分かれます。

  1. 自己実現
  2. キャリア・仕事・経済状態
  3. 遊び・冒険
  4. 社会への貢献

書き出した望みをこの4つのカテゴリーに分類します。

ここから先は、優先順位による並び替えをやりますので、パソコン上で行った方が便利です。ブレイン・ストーミングもパソコン上でやってもかまいませんが、紙の上でやった方がすばやくアイデアを書き留められると思います。

次に、カテゴリー別に以下の質問に目を通し、目標の追加・見直しをします。ここでも理性に邪魔をされないように、自由に想像力を解き放してください。

自己実現

  • 何を学びたいか
  • 健康のために何ができるか
  • 何を克服したいか
  • 何にチャレンジしたいか

キャリア・仕事・経済状態

  • 年収はいくらぐらいほしいか
  • 自分の会社をどうしたいか
  • 資産はどれくらいあればいいか
  • 資産管理上の目標は何か
  • どういう投資をしたいか
  • 仕事上の目標は何か

遊び・冒険

  • 買いたいもの、つくりたいものは何か
  • 見に行きたいのは何か
  • やってみたいことは何か
  • 行ってみたい異国の地はどこか

社会への貢献

  • どのような貢献ができるか
  • 世界のために何ができるか
  • 何がつくり出せるか

いつまでに達成するかを決める

目標のリストができあがったならば、それぞれの目標に対し、いつまでに達成するかという期限を決めます。1年以内に実現させたいと思うならば「1」、2年ならば「2」と書いていきます。

目標の達成方法は考える必要はありません。実現の時期が現実的かどうかも考える必要はありません。

目標に優先順をつける

カテゴリー別に、1年以内に実現させたい目標に優先順位をつけます。優先順に項目を並び変えます。最も重要な目標にはその理由も書いておきます。

もし、目標を達成する理由が見つからなければ、別な目標を考えます。

期限が2年以上の目標についても優先順に項目を並び変えます。

ここでいう優先順位は重要度と考えてください。

期限が短くても重要度が低いものがあります。逆に期限は長くても、ぜひ実現したい重要度の高いものがあります。

目標を分解し、実行計画を立てる

そのまま達成できる目標はそのままでかまいません。

大きな目標、複雑な目標は、その目標のブレークダウンを行います。すなわち、その目標を達成するために必要なことを書き出し、それぞれ期限を決めていきます。

期限が1年以内の目標をブレークダウンしたときの各目標は、月単位の期限となります。

ここで初めて、目標を達成するための手段と期限が現実的かを考えます。目標を達成するための実行計画を立てます。

そのときに、まず簡単に実行できることを決めます。例えば、車を手に入れることが目標であれば、ウェブサイトで調べる、パンフレットを取り寄せる、店に行って試乗させてもらうといったことです。

実行に移す

簡単にできることから、すぐに実行に移します。目標を設定し、計画を立てたならば、すぐさま行動に移さなければいけません。

目標を毎日見て、必要に応じて見直す

目標は毎日確認します。

目標を達成した時の気分を想像して、感じるようにします。

そして必要に応じて修正します。目標のブレークダウンや計画の見直しは継続して行います。

目標が達成できたら印をつけます。小さな目標でも達成できれば達成感があります。

期限までに達成できなかった目標は、原因を分析し、見直しを行います。目標達成の手段を見直すか、期限を見直すか、目標をさらにブレークダウンするかです。

目標が重要性を失っていたら、目標の見直しも必要です。

目標を達成する前に、さらにレベルの高い目標を設定しなければなりません。目標を達成した後の燃え尽き症候群を防ぐためです。

燃え尽きることなく、永続的で終わりのない改善こそ幸福な人生のもととなります。

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