「できたらやる」がダメな理由 | 定年起業のためのウェブコンサルティング

「できたらやる」がダメな理由

握手

人から何かを頼まれたとき、「できたらやる」と答える人がいます。

私も子供の時に、そんな風に答えたこともあるかもしれません。

しかし、ある時に気づきました。これは、答にもならず、ある意味、逃げ場を作っておく卑怯な答えです。

「できたらやる」と答える人の心理

「できたらやる」と答える人は、こんな風に考えます。

自分は頼まれたことをやるつもりはあります。しかし、何か不測の事態があるかもしれません。

そのときは、どうしてもできなくなるかもしれません。

「できます」と答えて、不測の事態があってできなくなれば、相手に迷惑をかけることになります。自分も嘘をつくことになります。

だから、「できたらやる」と答えます。

頼む側の心理

「できたらやる」と返事をもらって、安心してまかせたつもりになる人もいるかもしれません。

または、相手の口癖だとわかっているので、あえて突っ込まずにそのまま頼む人もいるかもしれません。

しかし、「できたらやる」という答えを文字通りに受け取ると、「できなかったらやらないのか」ということになります。できない条件をはっきりしろと考えます。

「できたらやる」などと答える人に、仕事は頼まないという人もいます。私もこれに近いです。少なくとも信頼できない人だと考えます。

代わりに仕事を頼める人がいるならば、そちらの方に頼むことになります。

まとめ

自信のない人が、「できたらやる」と答える場面に何度か立ち会っています。相手が私の部下にあたるような立場であれば、その場で注意することになります。

同じような例で、頼んだ仕事の結果を「間違っているかもしれませんが」と言って、持ってきた人がいました。

自分の仕事に自信がないというよりも、逃げ場を作っておこうという心理が働いているのだと思います。そして、それが口癖になってしまっている人もいます。

頼まれた仕事は、やるか、やらないかです。やることに条件があるならば、条件を明確にすることです。

「できたらやる」と答えることは信頼を失うことになります。

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