Facebookのなりすまし、または架空と思えるアカウントが増えています。完全な見分け方法はありません。何を目的としているかもよくわかりません。
1.「友達」への友達リクエストを防止する
Facebookの「友達」と同姓同名の人から友達リクエストが来るというのが、最近の典型的なパターンです。特にFacebookを始めたばかりの人と同じ氏名のアカウントを作成し、その人の「友達」あるいは、「友達」の「友達」にリクエストを送っているものと思われます。共通の「友達」が何人かできてしまうと、見分けるのは困難になります。
自分の「友達」に友達リクエストを送られることを防ぐためには、自分の「友達」が誰であるかを「友達」以外にはわからない設定にしておくことです。
自分の「友達」を表示させた状態で、右上の「編集(鉛筆のマーク)」をクリックし、「プライバシー設定を編集」を選択します。
自分の「友達リスト」を見られる人を選択できます。
2.架空アカウントと「友達」にならない
現在のところ、架空のアカウントにはいくつかの特徴があります。
(1)顔写真はなし、またはイラスト
(2)氏名はアルファベット
(3)いくつかのFacebookページに「いいね!」を押しているが投稿はなし
(4)メッセージは送らずに、友達リクエストだけ送って来る
(5)女性名で性別は男性
これらのいくつかを満たしていたら、なりすましや架空アカウントを疑った方がいいです。逆にFacebookを始めたばかりの人は、なりすましや架空アカウントだと思われないためには、氏名は漢字で登録し、アイコンは顔写真とします。いくつか投稿をしてから、メッセージと友達リクエストを送った方が友達リクエストを承認してもらえます。すべての投稿を友達限定にしている人は、「友達」以外の人からは、投稿を全然していない怪しい人に見られるかもしれません。
現在は架空アカウントを大量に作るためか、上記のような特徴がありますが、これからもっと巧妙になってくることも予想されます。
架空アカウントと「友達」にならないためには、実際に会った時に相手にアイコン等を確認してもらい、その場で「友達」になることです。後から友達リクエストを送ると、同姓同名のなりすましアカウントにひっかかる可能性があります。共通の「友達」が数人いても安心できません。
3.自分のアカウントが停止された場合
なりすましや架空アカウントと「友達」になり、それらのアカウントから自分のアカウントが不正なアカウントであるとFacebookに申告された場合、自分のアカウントが停止される可能性があります。
ひとりで複数の架空アカウントを作成し、それらが同じ人と「友達」になれた場合、その人を狙い撃ちにすることができます。これが架空アカウントの最大の脅威です。
アカウントが停止された場合には、自分のアカウントの正当性を証明してくれる「友達」が3人いれば、アカウントの回復ができます。Facebookを始めた人は早い段階で、確実に自分の正当性を証明してくれる「友達」を3人以上作ることです。
まとめ
少し考えれば、それなりのアイコンとプロフィールを設定して、いくつか投稿を行えば、架空アカウントで「友達」を増やしていくことは、それほど難しいことではありません。
いくつかの架空アカウントは、Facebook上で何人もの「友達」を持っていると思います。「友達」として親しくなり、有料サイトに勧誘したり、イベントでお金を集めてそのまま消えてしまったりすることがあるかもしれません。
直接会って確認していない人は、架空アカウントである可能性を考えながらFacebookを使わなければならなくなっています。