タッチタイピング

 PCの初心者だけでなく、大型汎用機を使っていたシステムエンジニア経験者でも、キーボードのタッチタイピングができない方は多いのではないかと思います。

 大型汎用機を長年使っていたシステムエンジニアがタッチタイピングができないというのは、一般の方からすると不思議に思うかもしれません。しかし、私がシステムエンジニアを始めた1979年当時は、プログラムは紙に手書きし、パンチャーに紙カードを穿孔してもらった後、カード読取装置でコンピュータに入力するという方法がよく使われていました。なかには、カード穿孔機に向かって直接プログラムを入力できる人もいたという伝説を聞いたことはありますが、それは例外だと思います。また、大型汎用機を操作するコマンドは、1文字でも間違えると重大な誤りを引き起こす場合が多くあります。そのため、コマンドを入力した後すぐに実行せず、別の人が確認してから実行するという手順を踏まえることが普通です。そのような理由で、私と同年代のシステムエンジニアにはタッチタイピングができる人は多くなかったと思います。

 私はタッチタイピングを1992年に自分のPCを購入した後に覚えました。タッチタイピング学習用の本を買い、独学で身に着けました。最初に、指のホームポジションの説明があり、一文字タイプした後は必ずホームポジションに戻ることを学びました。その後は、右手の人差し指と中指で、JK、JK、JKと繰り返すことから始まり、順番にすべてのキーの位置を指に覚えさせていくという方法でした。

 私もはじめはタッチタイピングを身に着けるのは大変だというイメージを持っていましたが、1日30分程度の練習を数週間するだけで終わりました。それほど大変なことではありませんでした。タッチタイピングを身に着けるとキーボード入力が速くなるだけでなく、格段に楽になります。身に着ける前は、キーの位置を意識して確認しながら入力していましたが、身に着けた後はキーの入力は無意識下で行われ、意識では文章の内容を考えることができます。

 私は、仕事でも私生活でも自分でプログラムはほとんど作っていませんので、タッチタイピングが役に立ったのは、会社でワードプロセッサを使って文書を書くときでした。はじめは共用のPCを使っていましたが、そのうち一人一台づつ机の上にPCが置かれ、電子メールが普及し、キーボード入力の機会はどんどん増えていきました。そうして、今、ブログを書くのにも役に立っています。

 タッチタイピングを身につけていない方は、ぜひ、早めに身につけることをお勧めします。現在は、練習用のソフトもあります。タッチタイピングを身につけることで新しい世界が開けることを保障します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローはこちらからお願いします。

会社勤めから起業するためのウェブ集客セミナー
会社勤めから起業するための7つのステップ