私は現在3台のPCを使っています。3台の内訳は次のようになっています。
1.ミニタワー型 Windows VISTA CPU:Core2 Duo 2.4GHz、メモリ: 2GB、HDD:500GB
2.ミニタワー型 Windows XP CPU:PentiumⅢ 600MHz、メモリ:512MB、HDD: 40GB
3.ノートPC Windows XP CPU:PentiumⅢ 866MHz、メモリ:384MB、HDD: 16GB
VISTAのミニタワー型をメインとして使っています。XPのミニタワー型は以前メインで使っていましたが、メインのPCが故障したときの予備として置いています。ノートPCは旅行に出かけるときに持って行きます。
周辺装置は、USB接続のHDDが3台、データのバックアップ用です。3台のHDDを世代管理し、毎日順番にデータをバックアップしています。3台のHDDがそれぞれLドライブ、Mドライブ、Nドライブとなっていて、1日目はLドライブにバックアップ、2日目はMドライブに、3日目はNドライブに、4日目はまたLドライブにという具合です。バックアップにはBunBackupというフリーソフトを使っており、データを単純にすべてコピーしています。このようにすることにより、PCの故障時には予備のPCに前日のバックアップHDDを接続すれば、前日のデータを使うことができます。当日に更新したデータは故障したPCからHDDをはずして、予備のPCに接続して読み込む等の方法で復元できる場合もありますが、復元できなければ、あきらめるしかありません。
HDDを世代管理しているのは、ソフトの不具合や操作ミスでデータを誤って更新しそれに気づかずにバックアップを取ってしまった場合でも、3世代前まではさかのぼれるようにするためです。バックアップ用HDDが1台の場合は、ソフトの不具合や操作ミスでデータを誤って更新しそれに気づかずにバックアップを取ってしまったら、元に戻すことはできません。また、データバックアップ中にバックアップ元のHDDに障害が発生し読み取りができなくなってしまったときも、バックアップ先のデータは不完全な状態となりデータ復旧は難しくなります。
旅行先で使用するデータは、Dropboxというソフトでオンラインストレージ上に自動的にコピーし、ノートPCと同期を取っています。2GBまでは無料で使えます。Dropboxでオンラインストレージ上に自動的にコピーしていることもデータのバックアップになっています。ただし、オンラインストーレージに全面的に頼るのは危険です。ソフトの不具合や操作ミスでデータを誤って更新した場合にも対応できません。いつ、データが消えてしまうか分からないと思っていたほうが安全です。損害賠償請求ができないことが利用規約にきちんと書かれています。ただし、地震や火事で自宅にあるHDDがすべて壊れてしまうことへの対策としてはオンラインストレージは有効です。
システムエンジニアとしては、PCは壊れるものであり、ソフトにはバグがあり、人は操作を間違え、地震や火事はいつくるかわからないもので、データバックアップは常識で必須のものです。データバックアップは必ずとるように強く推奨します。