ホームページを作成したら検索で見つけてもらわなければなりません。検索されることを期待しないならば、ホームページを作る意味がありません。
検索で見つけてもらうためには、読者がどのようなキーワードで検索するかを予想し、そのキーワードをタイトルや見出しに含めることが有効です。また、どのような記事が求められているかを知るためのヒントにもなります。
ここでは、キーワードを見つけるための方法を紹介します。
関連するキーワードの抽出
あなたのホームページで扱うものと関連性のある言葉を思いつく限り書きだします。あなたがそれを探す立場であったならば、どのような単語で検索するかを考えます。
一般的な言葉と具体的な言葉の両方を書きだします。例えば、「パソコン」という一般的な言葉と「MacBook Air」という特定のメーカーの商品名の両方を抽出します。
キーワードプランナーの利用
Google AdWordsのキーワードプランナーで、キーワードの検索ボリュームやよく使われるキーワードの組み合わせなどを調べることができます。
キーワードプランナーは、Googleが提供している無料のツールで、Googleのアカウントで誰でも使えます。
もともとは、リスティング広告用のツールですが、どのようなキーワードがどれだけ使われているかを調べることができます。
※リスティング広告:あるキーワードで検索した時に、検索結果に連動して表示される広告です。クリックされたときに料金を支払います。
検索ボリューム
Google AdWordsにログインして、「運用ツール」から「キーワードプランナー」をクリックします。
そこで、「キーワードの検索ボリュームを取得、またはキーワードを広告グループに分類」をクリックします。
次の画面になりますので、検索ボリュームを知りたいキーワードを入力します。ターゲット設定と期間はあらかじめ入っていますが、変更も可能です。
「検索ボリュームを取得」をクリックすると次の画面になります。指定したキーワードでの指定期間の平均月間検索ボリュークがグラフで表示されます。
キーワードの組み合わせ
「運用ツール」から「キーワードプランナー」をクリックし、「新しいキーワードと広告グループの候補を検索」をクリックします。
次の画面になりますので、「宣伝する商品やサービス」にキーワードを入力します。
「候補を取得」をクリックすると次の画面になります。
「キーワード候補」のタブをクリックするとキーワードが見られます。
「月間平均検索ボリューム」の大きなキーワードがよく使われるキーワードです。タイトルや見出しに含まれていると、検索に引っかかりやすくなります。
「競合性」はリスティング広告における競合の高さで、「推奨入札単価」はリスティング広告を使ったときに支払う1クリック当たりの広告費の予想値です。
おわりに
キーワードで実際に検索してみれば、どのようなサイトが上位に表示されているかわかります。それらがあなたのサイトの競合サイトになります。
あなたのサイトが、それらのサイトよりも役立つ情報を提供すれば、より上位に表示されるようになります。
なお、キーワードプランナーには紹介した以外にも豊富な機能があります。分かりにくいところもありますが、いろいろ試して使ってみてください。Googleの都合で画面や機能が変わることがあることをご承知おきください。