ブログを初めて書くときに、実名で書くか匿名で書くかは、誰もが悩むことです。そこで、実名で書くか匿名で書くかを決めるときの考え方をまとめました。
匿名であれば何でも書けると考えないこと
まず、肝に銘じておくことは、匿名であれば何を書いてもかまわないわけではないことです。警察権力をもってすれば、匿名のブログでも誰が書いたかを特定することは可能です。
匿名で書いていても、罪を犯せば捕まります。
また、業務上の秘密も書いてはいけません。身近な人が読めば、誰が書いたか特定できることは珍しくありません。誰かに読まれて困ることは、ブログに書いてはいけません。
炎上したら逃げるつもりで匿名にしている人もいます。そのような人の中には、個人を特定できないように、ブログの中にウソを意図的に書いている人もいます。さらに、それを公言している人もいます。
ウソが書かれたブログなど読んでも意味がありません。どこがウソで、どこがホントか考えるのも面倒です。人に読んでもらうブログを書きたいならば、ウソは書かないことです。
ブログを匿名で書く理由として、同じ職場の人や家族などにブログを読まれたら恥ずかしいという気持ちがあると思います。しかし、書いてある内容によっては、周りの人はあなたが書いているのではないかと気づきます。
そのことを指摘されたときにどうするかは、考えておいた方がいいことです。白を切りとおすか、白状するかです。
ブランディングが目的ならば実名
ブランディングを目的にブログを書くならば、実名で書くべきです。匿名で書いていては、ブランディングになりません。
自分の本名が好きでないなどの理由で、ペンネームでブランディングする人もいます。その場合でも、名前は重要です。ペンネームを使うならば、長く使うつもりでよく考えることです。
文章の練習ならば匿名でも可
文章を書く練習を目的にブログを書くならば、匿名でもかまいません。ただし、書かれた内容によって、周りの人はあなたが書いているのではないかと気づく可能性はあります。
リアルの世界との関係
ブログの著者として、リアルの世界と関わりを持つ時には、顔を出すことになります。ペンネームを使っていても実名を使っていても変わりません。ペンネームを使っていれば、それがあなたの実名の代わりになります。
ブログの著者として、リアルの世界と一切かかわりを持たなければ、顔を出さないこともできます。そうすれば、リアルの世界ではブログを書いていることを知られずに過ごすことも可能です。リアルの世界に、お面をつけて登場したりしてはいけません。なおさら目を引きます。リアルの世界との関係を断つならば、徹底しなければ意味がありません。
まとめ
実名を隠したいと思っても調べられたらわかります。書く内容によっては、周りの人が気づく可能性があります。
ブログの著者としてリアルの世界と関わるときは、ブログの著者の名前で関わることになります。その時にはお面などは役に立ちません。
ブログで実名を隠したいならば、リアル世界とのかかわりを断ち、内容にも十分注意が必要です。
ブランディングを考えるならば名前は中心となるものです。
以上のこととブログの目的を考えて、実名を使うかどうかを決めることです。