アフィリエイトというと胡散臭い、怪しいというイメージを持っている人もいると思います。アフィリエイトそのものは、胡散臭かったり、怪しかったりするものではありません。このブログの読者にも、ブログなどでアフィリエイトをやっている人もいると思います。
『世界一やさしい アフィリエイトの教科書 1年生』では、正統派のアフィリエイトをていねいに説明しています。ここでは、その概要を紹介します。
アフィリエイトとは
アフィリエイトとは、インターネット広告の一種です。商品やサービスを紹介して、商品やサービスが売れたときに一定額の成果報酬を受け取る仕組みです。
同様のことは、インターネットが登場する前からありました。不動産の周旋業などは、江戸時代からの職業です。
インターネットの普及により、アフィリエイトが誰でも簡単に、ほとんどリスクなしでできるようになったため、広まってきました。
アフィリエイトの種類
『世界一やさしい アフィリエイトの教科書 1年生』では、ブログを利用したアフィリエイトを説明しています。ブログのアフィリエイトとして、3つの方法をあげています。
商品(サービス)軸アフィリエイト
ひとつ目が、商品やサービスを軸としたアフィリエイトです。ひとつの商品やサービス、あるいはジャンルに絞る方法です。
テーマを絞ったブログを書いて、テーマに合った商品やサービスを紹介する方法です。テーマを絞っているため、検索エンジンからも高く評価され、検索したときに上位表示されやすくなります。
自分の好きなことや得意なことでないと、良いブログ記事を書けないことが難しいところです。
自分軸アフィリエイト
2つ目は、自分の好きなこと、得意なことを書いているノンジャンルのブログ記事で、記事それぞれの内容に関連する商品やサービスを紹介する方法です。
自分の書いた記事に関連する商品やサービスを探せばよいので、誰にでもできます。また、過去に書いた記事に商品やサービスの紹介を後から追加することもできます。
話題軸アフィリエイト
3つ目は、テレビで放映されたり、雑誌で特集されたりした情報についてブログ記事を公開し、関連した商品やサービスを紹介する方法です。
テレビ番組の内容を番組表で先取りしたり、テレビで放映された情報をもとに即座に記事を書いたりと、努力が必要です。
話題やブームを追い続けなければならないという難点があるにもかかわらず、ブームが去ってしまうとアクセスもなくなるという欠点があります。
アフィリエイトのルール
『世界一やさしい アフィリエイトの教科書 1年生』では、アフィリエイトの禁止事項として、次の点をあげています。
- 不正なクリックや申し込み(第三者に依頼することも含む)
- 広告コードの改変
- 広告主の禁止事項違反(特にリスティング広告)
- 法律違反や権利の侵害(特に薬事法違反・景品表示法違反・著作権侵害・商標権侵害・肖像権侵害)
- 著しい誇大表現や虚偽表現
- 根拠の無い情報表示(ランキング類)
- スパム行為
- 公序良俗に反する事項
これらのルールに従うのは当然です。
アフィリエイトが胡散臭い、怪しいと思われている原因のひとつは、本人が本当に良いと思っているものを勧めているのではなく、報酬がもらえるから勧めている人がいるところにあります。
人に商品やサービスを勧めるならば、自分が本当に良いと思っているものだけを勧めるべきです。報酬がもらえるからという理由で勧めていると、読者に見抜かれ、読者は去っていきます。
おわりに
アフィリエイトでは高額セミナーも問題になります。アフィリエイトの高額セミナーもアフィリエイトを胡散臭く、怪しいものにしている原因です。
インターネット上には、無料の情報もあふれています。本屋では1,000円前後でたくさんの書籍が売られています。
高額セミナーが本当に価値に見合うものかどうかの見極めが大切です。
「誰でも簡単に稼げる」「楽に儲けられる」と誘われ、高額セミナーに参加しても、大勢の人が同じことを始めれば、競争が激しくなることは目に見えています。
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