起業すると確定申告が必要になります。利益が出ていながら申告しないと脱税です。赤字ならば、青色申告すれば、赤字を3年繰越し将来の黒字と相殺できます。
何も知らずに白色申告する人は、無知によりお金を損していると言われても仕方がありません。事業所得が主の人が、白色申告する意味はありません。
青色申告をするときに必要になるのが、青色申告ソフトです。青色申告ソフトを使わなくても青色申告はできるでしょうが、非常に面倒です。
税理士に全部頼むという手もありますが、初年度どれだけの売上・利益になるかもわからず、もったいないという気にもなります。
また、最初ぐらい、自分の事業の全体を自分で把握しておきたいという気もあります。
そこで代表的な青色申告ソフトを調べてみました。
freee
会計ソフト freee (フリー) | 無料から使えるクラウド会計ソフト
最近話題のクラウド青色申告ソフトです。
無料かと思ったら、無料なのはお試しプランだけです。お試しプランのデータ保存期間は1ヶ月で決算書はプレビューのみです。
本業で使うためには、個人事業主プランで9,800円/年、法人プランで19,800円/年かかります。
みんなの青色申告
個人事業主様専用。青色申告・確定申告ソフト「みんなの青色申告17」製品概要。消費税対策も万全|ソリマチ株式会社
パッケージ版のソフトで、9,800円(税抜)です。
やよいの青色申告オンライン
やよいの青色申告 オンライン|青色申告・確定申告ソフトなら弥生
クラウド型の青色申告ソフトです。初年度1年間無料のキャンペーンをやっています。サポートが付くと6,480円/年です。
2年目からは8,640円/年、サポート付きで12,960円/です。
やよいの青色申告
パッケージ版のソフトで、12,960円です。確定申告相談・仕訳相談/経理業務相談・消費税改正業務相談がつくと21,600円です。
選択結果と理由
評判の良さは圧倒的にやよいです。税理士も使っているといいます。データだけ税理士に渡して、あとは頼むという使い方もできると聞きます。
freeeは決して安くありません。
すると選択肢として残ったのは、やよいの青色申告オンラインとパッケージ版です。
ここは無料に惹かれて、やよいの青色申告オンラインを使ってみることにしました。
なお、青色申告を初めてする人は、借方・貸方も知らずに苦労すると聞きます。私は会社の財務会計の研修で仕訳もやったことがあり、貸借対照表と損益計算書の関係も分かります。そのため、サポートなしでも使えるだろうと考えています。
データの移行はできるので、2年目からはパッケージ版を使うこともできそうです。
使ってみた結果は、また報告します。