ネットでの行動はすべて責任を持つべき | 定年起業のためのウェブコンサルティング

ネットでの行動はすべて責任を持つべき

罪

最近、「まとめブログ」と言われるサイトが話題になっています。「まとめブログ」とは、2ちゃんねるやTwitterなどの反応をまとめたものです。

ほとんどの記事は、この種の記事を好む人にへつらい、弱者や少数者をたたく方向にまとめています。単にアクセスを増やすためと思われます。

「まとめブログ」の内容に誤りがあった場合、「まとめブログ」からは、「単に転載しただけ」という言い訳がなされます。

これは許されることではありません。

引用ではなく、単に転載しているとなると、著作権を犯した行為です。「単に転載しただけ」という言い訳は、自ら著作権を犯していることを白状していることになります。

仮に引用だとしても、内容の妥当性を検証して引用すべきです。引用した内容が誤りであることが判明したならば、引用したことの責任を取るべきです。

このようなサイトの存在を許してはなりません。違法行為があれば、被害者は訴えるべきです。「転載しただけ」は免罪符にはなりえません。

被害者でない人は、話題にしないことです。できれば見ないことです。

ネットの反応を知りたいという欲求があるかもしれません。しかし、この種の情報を好む人に向けてバイアスがかかっています。そんなものを見ても何の価値もありません。時間のムダです。

見る人がいなくなり、話題にもならなくなれば、この種のサイトは消えます。もともとアクセスを稼ぐためのサイトです。

見ないという選択肢が、個人の判断としては最も賢明なものです。

リツイートやFacebookのシェア、「いいね!」も同じです。内容の妥当性を確認してすべきものです。

そうすれば、震災時にライオンが逃げたなどというデマが広まることはありませんでした。自分の目でライオンが逃げたことを確認した人だけが、リツイートやシェア、「いいね!」をすべきです。

不確かな情報を拡散させてはなりません。

ライオンが逃げたというデマを流した人は逮捕されたと報道されましたが、リツイートした人も同罪です。そのぐらいの気持ちでリツイートすべきです。

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