ウェアラブルの行く末はサイボーグ?

目

日経ビジネス2014年5月26日号に元グーグル米国本社副社長兼グーグルジャパン社長の村上憲郎さんのインタビュー記事が載っています。そこで、次のように言っています。

グーグルはメガネ型の次に、コンタクトレンズ型を作るだろう。いずれは、目玉の形状をした情報端末と本物の目を入れ替える人が現れるかもしれない。

私は、これはありえないと思います。

コンタクトレンズ型の情報端末はできるでしょう。視力を失った人のために、視力を回復する機能を持った義眼は、発明されるかもしれません。

しかし、健康な目をえぐりだして、情報端末と入れ替える人はいないと思います。

その理由を考えてみましょう。

健康な体を傷つけたくない

親から授かった健康な体を傷つけたくないと考える人がいます。こういう人は、ピアスの穴をあけることさえしません。

しかし、この感覚は文化や個人差が大きなものです。体に細工をして、美しく見えるようにする習慣はいろいろな地域に見られます。刺青やピアスもこの一種です。

危険がある

健康な目を情報端末と入れ替えることには危険を伴います。永久に視力を失うことになるかもしれません。

仮に、視力を回復する機能を持った義眼が普及して、十分に安全なものになったとしても健康な目と入れ替える理由にはなりません。

あえて健康な目と入れ替える理由がない

健康な目と情報端末を入れ替えるには、それなりのメリットがなければなりません。

しかもそれは、メガネ型やコンタクトレンズ型の情報端末では得られないメリットでなければなりません。

そういうものがあるでしょうか。今は誰も思いつかないが、将来見つかるかもしれないと考えることはできます。

しかし、それはメガネ型やコンタクトレンズ型の情報端末では得られないものでしょうか?

まとめ

障害者の失われた機能を補完する機器はどんどん発明されます。

パラリンピックの記録がオリンピックの記録を追い抜くときが来るかもしれません。しかし、その後は、パラリンピックで使う器具等には細かい制限がつけられることになります。

オリンピックの記録を抜くと、それは人間の記録ではなく、機械の記録になるからです。

パワースーツのような健常者の能力を増強する機器も発明されます。考え方によれば、飛行機や自動車もその一種です。

しかし、健康な体の一部を機械に交換する人は現れないと思います。それは、体の外部に装着する機械では不可能なことを可能にするものでなければ意味がありません。

考えられるものは、戦争用です。私の子供のときに、サイボーグ009という漫画がありましたが、彼らは戦ってばかりいました。

権力者が、自国民をサーボーグにして、戦争を行うような社会は絶対に阻止しなくてはなりません。

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