Facebookは革命的なコミュニケーションツールです。携帯電話を持っていない人がほとんどいなくなったことと同じように、Facebookをやっていない人がほとんどいなくなることもそう遠い将来のことではありません。しかも、その機能は進化し続けています。
電話がグラハム・ベルによって発明されたとき、電話1台だけでは何の役にもたたない機械でしたが、そのうちに社会生活をおくるうえで無くてはならない機械になりました。Facebookも利用者が少ないうちは単なるインターネット上のサービスのひとつでしたが、近いうちに無くてはならないものになります。
『Facebookバカ』では、Facebookを個人の壁新聞とみなし、なかなか気がつきにくい使い方を紹介しています。ここでは、そのうちの一つをあげておきます。
「会いたい人」をリストにしておく
会いしたい人と実際に会って、知り合いとなり、Facebookでも友達となって交流を深めることが最終目的です。有名な方ほどいきなりFacebookで友達申請しても承認してもらえません。仮に承認してもらえたとしても交流を深めるきっかけになりません。場合によっては、ブロックされてしまう可能性もあります。
そこで「会いたい人」について、Facebook上でリストを作り、登録します。Twitterと異なり、リストに登録したことは、相手に通知されません。
有名人やまだ会ったことのない人でも、その人の書き込みをフィード購読することは、可能です。会いたい人に会う前に、その人の公開されているフィードを読んで、その人が最近何をしているか、何に興味を持っているかを知ることができます。会いたいと思いながら会っていない人がリスト化されていますので、行動を起こそうという気持ちにもなります。
そのリストをFacebookの「お気に入り」に移動させておくと、会いたい人の情報に簡単にアクセスできるようになります。
本書にはこれ以外にもFacebookを使うコツがいくつも載っています。興味を持たれた方は、読んでみることをおすすめします。