ネットの匿名は時代遅れ | 定年起業のためのウェブコンサルティング

ネットの匿名は時代遅れ

 パソコン通信でのやりとりが匿名を基本として始まって以来、ネット上では匿名でのやりとりが多くを占めます。そのために、2ちゃんねるのようなあだ花が咲いたといえます。もともとITをはじめとする技術は人間の力や能力を拡大するものでありました。匿名がそれをゆがんだ方向に発展させ、ネットワークをより危険なものとしました。mixiで一部実名が使われましたが、winnyがらみの事件が発生してからは、多くの人が匿名にしました。Facebookが実名を採用することにより、技術を正しい方向に向かせ、ネットワーク上でも実生活と同じようにマナーを守るようになってきました。

 2ちゃんねるは、人の醜い面を表に出しました。人の醜い面を芸術作品として表現することは許されますが、他人を攻撃することは許されません。2ちゃんねるは落書きと汚物にまみれ、その中にまれに役立つ情報が転がっているという状態になりました。

 ネット上で実名を使えば、ネットが実社会の拡張となります。時間と空間を飛び越えて人とのつながりが拡大します。これを活かさない手はありません。Facebookやブログ、Twitterではなるべく実名または本人と容易に分かるニックネームを使い、アイコンも共通にすることをお勧めします。

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