「スマホ断ち」「IT断食」というような言葉を聞くことがあります。中毒性のあるものをやめる試みです。しかし、必ずしもうまくいかないようです。
1.完全に断つと不便になる
スマホ、ITなど、完全に断つと不便になるものを断とうとしてはいけません。数時間程度でしたら、普通の生活はなんとかなりますが、緊急事態が発生したときなどITが使えないと致命的なことにもなりかねません。
スマホ、ITなどを使い過ぎだと自覚しているならば、もう少し分析しましょう。スマホやITのすべてをやめたいのではないはずです。
ゲームですか、ネットサーフィンですか、Twitterですか、Facebookですか、LINEですか?やめたいものがはっきりしたならば、それだけをやめるようにしましょう。
2.断ちたいのではなく減らしたい
ゲーム、ネットサーフィン、Facebookなどをやっている時間が長すぎると思っていても、やめたくはない人も多いと思います。そういう人は、時間を区切ってやりましょう。タイマーをセットして、時間が来るまではやります。それ以上はやらないようにします。それを1日何回までと決めます。
テレビであれば、見る番組を決め、録画して見るようにします。するとCMをとばしたり、1.5倍速で見たりして、時間を節約できます。
インターネットでものを買いすぎると思っている人も同じです。月当たりいくらまでと予算を決めるのがいい方法です。
アルコールも1日の量を決めるという方法があります。自宅では飲まないという方法もあります。仕事の接待などで毎日のように飲まざるを得ないならば、人にすすめられにくいお酒にする手があります。ビールや日本酒ではなく、グラスで自分のペースで飲めるものにします。
3.完全にやめたい
ゲームを完全にやめたいという人がいるかもしれません。身の回りからゲームをすべて捨てるのが良いかと思いますが、その場合どのようになるのか、経験がないのでわかりません。
アルコールやタバコを完全にやめたいと思う人もいます。そのように思う人は、おそらく既に中毒になっていると思いますので、専門家に相談することをおすすめします。