ムダな努力をさける方法

雪の中に咲くバラ

 努力には必要な努力とムダな努力があります。ムダな努力は時間やお金を浪費します。

1.ムダな努力

 ムダな努力には2種類あります。

(1)方向を間違えた努力

 見通しのきかないジャングルで道を造っていると想像してください。どちらの方向へ道を切り開いていくかは非常に重要です。方向を間違えてしまっては、道を造る努力も無意味なものとなります。

(2)効率の悪い努力

 昔、コンピュータサイエンスには、「コンピュータができることを人がやるな」という言葉がありました。例えば、大量のリストがあり、その数を数えるという仕事は、コンピュータにやらせるべきで、人がやる仕事ではないという意味です。

 名の知られた起業家から聞いた話です。パソコンの画面上で顧客リストの人数を数えていたところ、採用したばかりのエンジニアがちょこちょこっとパソコンを操作し、たちどころに人数が分かって感動したということでした。知らないとこのようなこともあります。

 通常の仕事でも、ちょっと工夫すれば短時間で終わる仕事を何も考えずに地道に行い、徹夜で仕上げるような人がいます。何も分かっていない管理者などは、そのような人を頑張っていると高く評価することさえあるかもしれません。

2.必要な努力

 オリンピックに出場するためには、その競技に適した体を持った人が、十分に考えられた効果的な訓練を長期間実施することが必要です。どの分野でも、偉大な業績を上げるためには、地道な努力が不可欠です。

3.大切なこと

 何も考えずにコツコツとした努力を続けてはいけません。まず、目的をはっきりさせなければなりません。目的がはっきりしていない努力は、方向を間違えた努力となる可能性があります。

 目的がはっきりしたら、目的に到達するために最も効率的な方法を考えます。効率の良い方法と悪い方法では、結果に何倍もの差がでます。何もしないよりはましだろうと、手近な方法に飛びついてはいけません。最も良い方法を見つけるようにします。

 そうやって見つけた方法も最良のものとは限りません。結果を確認してPDCAサイクルを回さなければなりません。

 ここで陥りがちな間違いは、次々に目移りして新しい方法を試すことです。英語学習法の本が大量にたまってしまい、少しずつ手をつけただけという人もいると思います。良いと思った方法を地道に行うことも忘れてはいけません。

 ムダな努力とは、間違った方向に向かう努力や、間違った方法あるいは効率の悪い方法で行う努力です。ムダな努力の恐ろしいところは、努力をしたことで満足してしまい、ムダであることに気がつかないことです。また、努力に要した時間と手間とお金をムダにしてしまうことです。

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