最近、パソコンの売り上げが落ちてきて、タブレットが伸びています。ここでパソコンとタブレットとスマホの使い分けについて整理してみます。
1.パソコン
持ち歩くことを考えると軽く、薄いものが望ましいですが、その点ではタブレットに負けます。キーボードがついていて、タッチタイピングが容易にできることがメリットになります。画面の大きさは、重さとのトレードオフとなりますが、タブレットよりも大きなものがあります。
タブレットでできることで、パソコンでできないことに、日本ではKindleがあります。英語版では、Mac用もWindows8用もKindleがありますが、日本語版にはまだありません。おそらく開発の優先順位の問題だと思います。
2.タブレット
軽く、薄く、持ち運びが楽なことが最大のメリットです。パソコンとほぼ同様のことができますが、違いが少しあります。
(1)キーボード
ソフトキーボードがありますが、ソフトキーボードでタッチタイピングは難しいと思います。大量に文字を入力する場合には、別途Bluetooth接続などのキーボードが必要です。
(2)マウス
小さな文字の選択やドラッグ&ドロップなどは、指では難しくなります。どうしてもマウスが欲しくなります。しかし、iPadではマウスは使えません。AndroidとWindows8では、Bluetoothのマウスを使うことができます。
(3)Chrome 拡張機能
iPadやAndroidにもGoogle Chromeがありますが、MacやWindowsで使える拡張機能が使えません。拡張機能をよく使っている人にとっては、パソコンと同じ使い方ができなくなります。
(4)その他
Windowsタブレット以外では、パソコンとタブレットではOSが違います。そのため、アプリも異なりますので、微妙な違いがある恐れがあります。
3.スマホ
スマホとタブレットの違いは、電話機能と大きさです。iPadとiPhoneでは、一部のアプリが異なります。
まとめ
WindowsXPのサポートがもうすぐ終了となるため、Windowsノートパソコンの代わりをどうするか考えるためにまとめてみました。iPadもAndroidタブレットも持っていますが、Chrome拡張機能が使えないため、パソコンと使い勝手が違います。
Windowsタブレットであれば、パソコンと同じOSですので、Bluetoothのキーボードとマウスを使えば、同じ使い勝手になるはずです。あとは、画面の大きさとキーボードを含めた重さや電池の持ち具合の問題となります。
ただし、Windowsストアアプリしか動かないWindowsRTの機器は検討対象外となります。Windowsストアアプリには、まったく魅力を感じません。そうすると、Windowsを使うためなら、パソコンがよさそうに思えてきました。