最近、ガラケーの人気が盛り返してきているそうです。その理由について考えてみます。考えられる理由は次の通りです。
1.安い
通話とメールしか使わない人には安くなります。料金の逆転は、iモードをどれだけ使うかによります。iモードよりは、スマホのアプリの方が好まれると思いますので、iモードのヘビーユーザーはスマホに移ります。結局、ガラケーを使う人は、通話とメールだけしか使わない人になります。
2.操作が簡単
通話とメールしか使わないならば、ガラケーの方が使いやすくなります。特にスマホの通話は、意図せずに発信することがあります。
3.見ずに操作できる
ガラケーは物理的なキーのため、目で見て確認せずに操作することができます。以前、大学入試の会場でガラケーを操作して、インターネット掲示板に解答を問い合わせる事件がありました。目で見ずに操作できると、そんなことも可能になります。
まとめ
通話とメールしか使わない人にとっては、安くて、操作が簡単だからガラケーがいいということになります。目で見ずに操作する人はあまりいないでしょう。
ガラケーの人気が盛り返したといっても、iモードの利用者が盛り返すことにはなりません。iモードは間違いなくじり貧になっていきます。ドコモが最も怖れていることです。
iモードが使われなくなったとき、ドコモはガラケーの発売を継続するでしょうか?どこかで打ち切ると思います。過去にはキャプテンシステムというものもありましたが、2002年にサービスを停止しています。
ガラケーは、iモードのサービス停止とともに発売を停止し、それ以降はスマホの廉価版が代わりになるというのが、私の予想です。