学校で行われている無意味な活動についてのエントリがありました。
プルタブ集め
学校でプルタブを集めているそうです。
プルタブ集めを巡る物語が絶望的なまでに『駄目な日本人のお話』で震え上がる – ゆとりずむ
昔のプルタブは缶からはずれ危険でした。そのため、現在のようなはずれないプルタブに変わりました。
アルミ缶リサイクル協会では、タブはそのままにしてリサイクルするよう呼び掛けています。
そのプルタブを無理やりはずして集めている学校があるということです。タブは無理やりはずすとケガをする恐れがあります。
プルタブを集める理由が、子供たちが協力することで心の教育になるからだそうです。
ベルマーク集め
こちらは少し前のエントリですが、ベルマーク集めです。私が小学生だった50年前もやっていました。
「ベルマーク」は勘弁!母たちの切実な叫び | PTAのナゾ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ベルマークの仕分けのため、30人が半日作業して、数千円分の備品が寄贈ができるそうです。1時間あたり100円にもならないわけです。
母親たちの無償の労働に依存した奇妙な風習です。
無意味な活動を続ける理由
なぜ、このような無意味な活動を続けるのでしょうか?
前任者がやっていたことを無批判に継続するからです。
社会や技術などが変化していることから目をそらし、なぜその活動が行われているかをまったく考えていません。
このような人ばかりでは、企業であれば、おそらくつぶれています。
つぶれることのない学校だから、無意味な活動を継続できているのです。
おそらくすべての学校で継続していることではないと思います。
過去に良識あるリーダーシップを取れる人がいた学校では、活動を見直しているはずです。
人は流されやすく、考えもぜずに従う人が多いということを他山の石にしたいと思います。