選択理論を学んでの気づき

 選択理論とは、アメリカの精神科医ウイリアム・グラッサー博士が発表した心理学の理論です。先日、渡邊奈都子さんの話を聞き、知りました。

 選択理論の中に、人間の行動に関する動機付けに関して、「基本的欲求」というものがあります。次の5つの欲求です。

愛・所属
力・価値
自由
楽しみ
生存

 それぞれの欲求の強さは、遺伝的に決まっているとされています。私は、自由と楽しみの欲求が強く、愛・所属と力・価値の欲求が弱く、生存の欲求がそこそこです。

 大企業のような組織では、愛・所属と力・価値の欲求が強く、自由の欲求が弱い人が適応しやすいといえます。愛・所属の欲求が強い人は、組織への帰属意識が高く、組織のためであればなりふり構わず働きます。力・価値の欲求の強さも組織内の上昇志向にプラスに働きます。反面、自由の欲求が弱いため組織に属する窮屈さを感じません。

 愛・所属の欲求が強い人からみると、愛・所属の欲求の弱い人は冷たく感じます。人間関係に淡白すぎると感じます。逆に、自由の欲求が強く愛・所属の欲求が弱い人にとっては、愛・所属の欲求が強い人は依存心が高く大人になっても個人を確立できない人に見えます。

 基本的欲求の個人差がお互いの人間関係に及ぼす影響はいろいろありそうです。基本的欲求の個人差によって、人間関係の問題をかなり説明できます。私はフロイトの精神分析はこじつけに近いものがあると感じていますが、選択理論は人間を適切に説明できる理論ではないかと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローはこちらからお願いします。

会社勤めから起業するためのウェブ集客セミナー
会社勤めから起業するための7つのステップ